前回ブローアウト負けを喫したセルティックス
今日はアウェイでセルティックスとの対戦です。
前回のゲームではウィングのテイタムとブラウンを全く止められず、大差で敗れています。
前回の反省を生かした試合運びを期待しています。
試合結果
強豪相手に2連勝!
試合経過&印象
序盤から素晴らしい立ち上がりを見せます。
デローザンを中心インサイドアウトでパスがスムーズに周り、バランスが良いオフェンスでシュートが効率よく決まります。1Q残り4分で24-6と大きくリードします。
セルティックスもスマートのディフェンスからリズムを作り出しますが ロニーのしつこいディフェンスと連続得点で流れを渡さず、前半を18点リードで折り返します。
後半はセルティックスが一気に差を詰めますが、イリーガルスクリーンの判定で揉めてケンバにテクニカルファウル2つで退場となります。
その後セカンドユニットを中心にパスワークが冴えて差を再び広げます。
4Qはディフェンスの強度を上げたセルティックスに差を詰められそうになりますが、好調のデローザンに加えてロニーが10点を加えて試合を決めてブローアウトしました!
Got it done in Boston tonight!
Highlights 🎥 pic.twitter.com/2dydgTp9ww
— San Antonio Spurs (@spurs) 2020年1月9日
前回の試合の借りを返した
序盤から一度もリードを許さない素晴らしい試合展開でした。
今日の試合では3ポイントは好調ではありませんでしたが、 インサイドに弱点があるセルティックスのディフェンスを相手にペイント内から優位に得点して試合を有利に進めました。
デローザンのペネトレイトから他の四人が全員3ポイントラインの外側に配置されているフォーメーションが多く見られます。
LaMarcus spacing the floor has transformed DeMar from Diet Kobe into Hair Jordan.
Finally, the Spurs’ season has direction.
Full film breakdown of a wild win in Boston: https://t.co/dSjBbtkmti pic.twitter.com/RyMdJLHCBw
— Tom Petrini (@RealTomPetrini) 2020年1月10日
デローザンがドライブ、パスアウトがしやすくなり、苦しいロングミドルもかなり減りました。
この試合ペイント内の得点でセルティックスを圧倒しました。
The Spurs and Celtics each pick up a win on each other's home floor this season.
Heres' the scoring breakdown in the 2 games: pic.twitter.com/YK4OSFsgrS
— Paul Garcia (@PaulGarciaNBA) 2020年1月9日
またここ8試合ではスパーズのオフェンスレーティングはNBAでトップです。
The Spurs have beaten the teams with the best and 3rd best record in the NBA over the last 2 games. Are 5-3 in their last 8 games, and have the best offense in the league, scoring 120pp/100p over that span.
Figured I’d tweet about this, since B/R, ESPN won’t.
— Joey Wilkinson 🏁 (@AssassinateHate) 2020年1月9日
素晴らしい修正能力です。
ディフェンスの改善
序盤にかなり指摘されていたディフェンスも改善してきています。
今日の試合ではローテーションのミスもなく ディフェンスの収縮も早く 相手に好きにシュートを打たせませんでした。
チーム戦術なのかはわかりませんが、 シューター以外にはある程度3ポイントは打たせるようにローテーションしていますね。
特にペネトレイトしてくる相手のカバーリングの意識が早いです。
ロニーとマレーの成長
前の記事でも話しましたがデローザンとオルドリッジのフロアスペースのバランスが取れ効率が良いオフェンスを展開しています。
それに加えて見逃せないのがロニーとマレーの成長です。
マレーはディフェンス、リバウンドが素晴らしいのはもちろんですが、パスミスや苦しいペネトレイトなどの無駄なターンオーバーが減り司令塔としてのスキルが上がっています。
またオフェンスの効率が格段にアップしています。
Going a little under the radar but here's Dejounte before and after Dec 6th. Less efficiency around the rim in part because he's not been running as much but look at the numbers on jumpers.
Stats since 12/6: 11.9 PPG on 54.1/52.6/86.7 shooting splits, plus 5.6 REBs, 4.2 ASTs pic.twitter.com/bjCRwkFabh
— Bruno Passos (@bouncepassos) 2020年1月9日
数字には残りませんが、ハードワークを怠らずに積極的にリバウンドに絡み、パスコースに入り相手のボールムーブメントを減らすなどチームに不可欠なプレーで貢献しています。
ロニーは出場時間が増えるにつれて素晴らしい成績を残しています。
まだまだミスがありますが現時点ではセカンドユニットの起爆剤としてオフェンス・ディフェンスともに大きな貢献がみられます。
Lonnie Walker IV has been awesome almost every time Gregg Popovich gives him extended run.
The second-year wing averages 12.1 points and 3.3 rebounds when he plays more than 12 minutes.
He also averages 21.7 PPG on 51-42-83 shooting splits per 36 minutes in those same games.
— Noah Magaro-George 🏀🏀🏀 (@N_Magaro) 2020年1月9日
今日はディフェンスのハードワークが素晴らしく、豊富な運動量でブラウンとテイタムに簡単にドライブを許さず、仕事をさせませんでした。
Lonnie Walker scored 10 of his 19 PTS in the 4th quarter!
His 4th quarter season-high is 19 PTS. pic.twitter.com/NSVfhohxlh
— Ballislife.com (@Ballislife) 2020年1月9日
素晴らしい試合でした!
個人的な感想として、バックス戦の強力ツインタワーの対戦後だったので、インサイドを楽に攻められたのではないでしょうか。
あとは珍しい記録を達成したようです。
チーム力が上がってきていますね。
負け越しチームが勝率7割以上のチームに15点差以上を付けて連勝するのはNBA史上3チーム目。もちろん今日のSASのこと。 https://t.co/yLmsSQNyqE
— Kench (@Kenchsden) 2020年1月9日
次の試合
次は日本時間1月11日に@グリズリーズとの対戦です.
前回はブローアウト勝ちをした相手です。
ロードの連戦で厳しい戦いが続きますが、波に乗って連勝をしたいですね!
引用記事・画像:
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コメント
コメント一覧 (2件)
相変わらずデローザン調子がいいですね。これまでよりタフショットは多かった気はしますが、落とさないですね。スカスカのペイント内に侵入して、得意なエリアに持ち込んで相手を翻弄していた感じでした。インサイドでの1on1は相手が哀れに見えてくるくらいに卓越してますね。
チームディフェンスも点は決められててもしっかりチェックにいけてるので、必然的に成功率を落とせるんでしょうね。若い2人がディフェンスを頑張れば、ベテランも刺激されますよね。
最近はデローザンのインサイドアウトや外でのエクストラパス、オルドが外で躊躇なくキャッチアンドシュートができているので、昔のスパーズを彷彿とさせるボールムーブがちらほら見えます。
残りのシーズン、かつてのスパーズみたいに、誰がコート内にいても強いスパーズをみたいですね!
コメントありがとうございます。
ついにデローザンの活かし方が見つかりましたね。
ペイント付近の決定率が素晴らしいです。ファールを貰えているので安心感があります。
あとはパスアウトからみんなスリーが撃てるので選択肢が多いです。
ディフェンスは12月から徐々に良くなっています。やっぱりロニーがローテーションに入ったのが大きいと思います。エースにマッチアップしているのでデローザンの負担が減ったのが要因ではないでしょうか。