2024-25 RS GAME 7 @LAC 〜序盤の大量リードは怖い〜

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スパーズにとって正念場の11月に入りました。

今日はアウェーでクリッパーズとの対戦です。

レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。

目次

試合結果

大逆転負け。

試合内容

序盤からポールのピック&ロールを中心に試合を組み立て、ペイントエリアのディフェンスを固め、シャンペリーの3でリードを奪います。

その後、ポールが止まらず一気に14点とします。セカンドユニットも積極的にリムアタックからボールを回し続け、3ポイントやリング下から簡単なシュートを作り出しました。DF面でもスパーズの連携は完璧で、ウェンビーがベンチに下がった後も、スパーズはクリッパーズをたった14点に抑え、40-14で26点リードで終了します。

2Qは1Qとは一転します。流れが完全にクリッパーズ側に傾きます。クリッパーズはターンオーバーを誘発してトランジションで簡単な得点を重ね、スパーズのオフェンスはクリッパーズの激しいDFに苦しみます。スパーズが4点とるまで実に6分以上かかり、ハーフタイムにはクリッパーズが一桁差まで詰められ8点リードで終了します。

後半はソーハンが親指の飢餓のため、キャッスルが代役を務めます。

シャンペニーの3で点差を離しますが、クリッパーズのスリーが止まらずキャッスルのDFローテミスもあり4点差になります。

4Qはこの試合初出場のマムがスリーで点差を広げますが、ミスが続きクリッパーズの連続3で逆転されます。

その後足が止まり始めた。スパーズはディフェンスローテーションが乱れ、立て続けに3を許すと追いつくことができず敗れました。

試合の印象

試合開始直後から、激しいペイントエリアのディフェンスと理想的なボールムーブメントで試合を優位に進めましたが、クリッパーズのアウトサイドショットが好調で猛烈な追い上げを受けうまく対処することができませんでした。

特に痛かったのがソーハンの離脱でした。

4Qに調子を上げてきたハーデンをうまく止めることができず、それを起点にうまくアウトサイドにパスを散らされ、さらにクリッパーズの3構成が加速しました。

ウェンビーも9ブロックとディフェンスで気を吐きましたが、オフェンスではショットが安定せず、判断ミスも多く、若さが出てしまいました。

ウェンビーが試合で放つ3ポイントの量とタイプには苦労しています。この試合でも2/9でシーズン平均6.8本とリーグ39位の試投数で、レブロンやKD、カイリーより多く成功率は20%台です。

試合が終盤になるにつれて、ベテランへ依存してしまう状況が多かったため、苦しい時間帯に若手選手たちが奮起してつなげるように力をつけていってほしいですね。

非常に悔しい結末になりましたが、この若いチームにとって学びになる試合だったと思います。

ポジティブな点としては、クリッパーズが二桁リードを奪っても、スパーズは諦めずに戦い続けた点。シーズンを通して、粘り強さがこのチームを支えることになるでしょう。

選手たちにとってはかなり悔しい負けだったと思いますので、これからの試合に活かしてほしいです。

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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