今日はホームでペリカンズとの対戦です。
ホーム連戦です。
レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。
試合結果
SPURS WIN‼‼
試合内容
1Qはやや重い立ち上がりとなりました。
ウェンビーが力み気味でターンオーバーを犯す場面があり、オフェンスのリズムをつかめませんでしたが、キャッスルのテンポコントロールが光りました。的確なパス回しで7アシストを記録し、チーム全体を落ち着かせました。
フォックスは久々の実戦ながら冷静に試合を読み、最初の数分は無理をせず流れを見極めていました。
それでもスパーズは堅実なディフェンスとリム周りの得点で主導権を握り、6点リードで1Qを終えます。
2Qに入ると、フォックスが一気にギアを上げました。
持ち味のスピードと鋭いミドルジャンパーで次々と得点を重ね、わずか数分で13得点をマーク。
彼の登場によってオフェンスのテンポが一段階上がり、周囲の選手も自信を持ってプレーしていました。
一時は19点差をつける圧倒的な展開でしたが、控え組が出た時間帯にリズムが崩れ、ペリカンズに追い上げられます。
それでも前半を8点リードで折り返し、試合の主導権を保ちました。
後半に入ると、ペリカンズが反撃を開始します。
マーフィーⅢが外角から次々とシュートを沈め、スパーズのリードを削りました。
一方スパーズはキャッスルとフォックスのボールシェアに少しズレが生じ、オフェンスが停滞。
ディフェンス面でも疲労からローテーションが緩み、流れを相手に渡しかけました。
しかし、終盤で再びスパーズが持ち直します。
ケルドンの連続得点とソーハンのディフェンスがチームを鼓舞し、粘り強くリードを守りました。
残り1分を切った場面では3点差まで迫られましたが、ここでフォックスが真価を発揮。
キャッスルがファウルアウトした直後、フォックスが自らボールを運び、残り29秒で勝負を決めるミドルジャンパーを沈めました。
その後も落ち着いてフリースローを決め、試合を締めくくりました。
試合の印象
スパーズが「若いチームから成熟したチームへ」と変わりつつあることを象徴する内容でした。
前夜の接戦を制した直後の連戦、そしてフォックスの復帰という難しい要素が重なった中で、チームは崩れずに勝ち切りました。
内容的には課題もありました。
連戦の影響か足がついていかず、ディフェンスとリバウンドのローテーションミスやターンオーバーなどで点差を維持できませんでした。
修正すべき点は多くあります。
それでも、相手の流れを完全に渡さず試合を締めることができたのは、チームとしての“経験値の積み重ね”が表れている証拠です。
またヴァセル・バーンズ・シャンペニーのシューター陣が好調を維持している点もポジティブです。
彼らのアウトサイドシュートが安定すれば、フォックスとキャッスルのドライブがより効果的に機能します。
フォックスが最高の復帰戦
この試合で最も目立ったのは、やはりディアーロン・フォックスのパフォーマンスです。
シーズン序盤は欠場が続き、一部では「本当にチームにフィットするのか」と懐疑的な声もありましたが、それを一瞬で黙らせるような復帰戦となりました。
フォックスは待望の復帰戦で24P, 3A, 3R(FG10/14)と、チームを勝利に導く活躍を見せました。
スピード・判断力・得点感覚のすべてが健在で、休養明けとは思えない仕上がりでした。
特に終盤のクラッチタイムでの落ち着きはさすが。キャッスルとの連携にはまだ改善の余地がありますが、プレーメイカーとしての信頼感は抜群です。
この試合を通じて、「フォックスがいるだけで試合の流れが安定する」という事実を改めて感じました。
フォックスが復帰し、キャッスルが本来の役割に戻ったことで、攻撃の流れが見違えるほどスムーズになりました。
この試合の本当の主役はキャッスルかもしれません。
フォックスの復帰によって、キャッスルは本来の“オフザボールで動けるプレイメイカー”の役割に戻ることができました。その結果、彼のプレーは一段と自然で冴え渡りました。
この試合では14得点・14アシストを記録し、アシストは自己最多タイ。スリーは0/6と不調でしたが、それでも2つのターンオーバーにとどめた安定したコントロールが光りました。
キャッスルは元々、オフェンスを全面的に指揮するよりも「流れの中で判断して動く」タイプの選手です。フォックスという明確な司令塔がいることで、彼はより本能的にプレイでき、持ち味である判断力と視野の広さが存分に発揮されました。
ウェンビーはシュートタッチはやや不安定でミスも多かったですが、リムプロテクトとリバウンドで圧倒的な存在感を発揮しました。
ペリカンズのインサイドを封じ込み、ディフェンスの軸として機能。オフェンス面でも味方のスペーシングを支えるポジショニングが良く、地味ながら勝利に大きく貢献しました。
またソーハンはさすがのディフェンス力でした。
チーム全体として見ると、スパーズは確実に「勝ち方を覚えてきた」段階にあります。
ウェンビーの守備支配力、キャッスルの成熟、フォックスのクラッチ力。
この3本柱が噛み合えば、今季のスパーズはプレーオフ進出を現実的に狙えるチームに進化していくでしょう。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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