今日はホームでウォリアーズとの対戦です。
レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。
試合結果
悔しいホーム連敗。
試合内容
ウォリアーズにホームで敗れた2日前の雪辱戦。さらにインシーズントーナメントの重要カードということもあり、スパーズは序盤から集中して入りたい一戦でした。
しかし立ち上がりは苦しい内容となりました。フォックスとウェンビーを下げてコーネットとケルドンを投入した時間帯、カリーにインサイドを立て続けに破られ、ディフェンスが後手に回りました。さらにスパーズはボール扱いが非常に雑で、1Qだけで6ターンオーバーとオフェンスのリズムも作れません。
それでもウォリアーズが決め切れなかったことに助けられ、1Qは20-18とスパーズがリードして終了しました。
2Qに入ってもターンオーバーが止まらず、このクォーターだけで7つ。キャッスルもプレスに捕まって4つのターンオーバーを献上してしまいます。
カリーにはスリーを2本追加されましたが、スパーズはディフェンスで粘り、特にトランジションでの戻りが早く、ペイントエリアのFGを36.4%に抑えるなど対応力を見せました。
オフェンスは苦しいながらも、前半は45-47の2点ビハインドで折り返しました。
後半開始と同時に、ウェンビーが一気にギアを上げます。自分で板に当ててのプットバックダンク、ジャンパー、ブロック、パスカットとまさにコートを支配。フォックス、ヴァセル、バーンズも続き、この試合で最も流れの良いオフェンスを展開しました。
しかし相手には“あの男”がいました。カリーは3Q終盤に14連続得点。ハイライト級のステップバックやレイアップを次々と沈め、スパーズの努力を上回る驚異的なスコアリングを続けます。
それでも4Q開始時点ではスパーズが2点リード。10回のリードチェンジと12回の同点という白熱の展開となりました。
4Qに入るとスパーズのディフェンスはさらに強度を増し、ショットクロック・バイオレーションを誘発。ウェンビーはドレイモンドの5ファウル目を奪い、ここからスパーズは残り7分半をボーナスで戦う絶好の展開に。
しかし、またしてもカリーが立ちはだかります。 終盤、立て続けにジャンパーやレイアップを決め、チームメイトを鼓舞。ウォリアーズが何度もリードを奪い返します。
スパーズはフォックスとウェンビーが中心となって必死に食らいつきましたが、ラスト3本のショットをフォックスが決められず、最後はカリーがフリースローで勝ち越し。
痛恨の2連敗となりました。
試合の印象
今回の敗戦は、 「勝てる試合をターンオーバーで落とした」 と言わざるを得ません。
21ターンオーバー、うち4Qだけで5つ。失点に換算して25点。
どれだけリバウンドで優位に立っても、これでは勝ち切れません。
リバウンドではウォリアーズを上回っていたものの、そのアドバンテージを全て相殺してしまうほどのミスが出ました。
特に終盤4Qだけで5つのターンオーバーを犯したこと、オフェンスリバウンドへの反応が遅れたこと、4Qで意図しないダブルチームに行ってしまったことなど、勝負どころでの準備不足や遂行力の低さが目立ちました。
ただしポジティブな点も多く、内容は前回の試合より明らかに改善していました。
ウェンビーが後半に完全覚醒し、フォックス、シャンペニー(後半の4本のスリー)がオフェンスを支え、カリーの爆発に最後まで食らいつけるチーム力を見せました。
ウェンビーの前半はシュートセレクションも悪く静かな立ち上がりでしたが、後半は完全に主役でした。
自らボードに当ててのダンク、ミドル、スリー、リムプロテクトと攻守で圧巻。
特に3Qの支配力はカリーに対抗できる唯一の存在でした。
加えてドレイモンドのファウルトラブルを誘発し、4Qのボーナス時間を生み出した価値は非常に大きかったです。
カリーの49点という異次元のパフォーマンスが結果を左右したとはいえ、
スパーズは十分に勝てる内容でした。
惜敗の要因は明確で
- ターンオーバー21
- 4Q終盤のショットセレクション
- 後半のディフェンスのミス(不要なダブルチーム、不意のオフェンスリバウンド献上)
この3点に尽きます。
非常に悔しい1点差の敗戦となりました。 ターンオーバーの多さは深刻な課題ですが、ウェンビーの支配力やシャンペニーの覚醒などポジティブな場面もありました。
次の試合こそ、勝利を掴んでほしいですね!
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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