今日はホームでサンダーとの対戦です。
レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。
試合結果
SPURS WIN‼‼
試合内容
スパーズはウェンビーが不在の時間帯に2-9と先行されますが、すぐに立て直し、ペイントエリアを攻めて11-2のランで逆転に成功。
バーンズがホルムグレンに対して積極的に仕掛け、スリーを決めるなど良い流れを作ります。 1Qはペイントエリアでの得点を22点まで伸ばし、29-27とリードして終えました。
2Qはベンチから入ったケルドンが完全に流れを引き寄せます。
1Q終盤から2Q序盤にかけて9得点を挙げ、スパーズは一時41-33とリードを拡大。
しかしサンダーもすぐに12-2のランで応戦し、再び主導権を奪い返します。
その後は互いに我慢の時間帯が続きました。
スパーズは全体的にシュートタッチは悪くなかったものの、3Pが5/17、FTも5/10と取りこぼしが響きます。
一方、サンダーはSGAのミドルレンジを中心に得点を重ね、前半終了時点で58-60とスパーズは2点ビハインドで折り返しました。
3Q序盤ヴァセルとバーンズの連続3Pをきっかけに、スパーズは8-0のランを作り再びリードを奪います。
しかし、サンダーもすぐに8-0のランで応酬。この試合を象徴するような、まさに殴り合いの展開が続きました。
そんな中、再び流れを変えたのはケルドンでした。
ベンチからエナジーを注入し、3Q終盤だけで8得点。スパーズは13-6のランでリードを広げ、87-82と5点差で4Qへ突入します。
迎えた4Q、ここから試合は一気に動きます。
SGAが立ち上がりに連続得点を決めますが、キャッスルがすぐにやり返し、主導権を渡しません。
さらに残り9分、ウェンビーの3Pが決まり、この日初めてスパーズは2桁リードを奪います。
そこからは完全にスパーズの時間でした。
ディフェンスの強度を一切落とさず、足が止まり始めたサンダーのオフェンスでパスカットから流れを引き寄せます。ケルドンとヴァセルの3Pも炸裂し、点差はみるみる広がります。
残り3分でサンダーは主力を下げガベージタイムとなります。
4Qだけで43-28と圧倒し、スパーズがディフェンディングチャンピオンを完全にねじ伏せました。
試合の印象
この試合は、スパーズが本物のチームへと変貌していることを強烈に印象づける一戦でした。
勝因は明確で、すべてはディフェンスから始まっています。
これまでの若いスパーズであれば、接戦の終盤やリードした状況で集中力が切れ、相手に流れを渡してしまう場面が少なくありませんでした。
しかしこの日は違いました。
3Qまで一進一退の消耗戦を戦いながらも、4Qに入ってさらにギアを上げる。
これは明確な成長です。
サンダーは普段、フィジカルなディフェンスとアグレッシブなドライブでFTを量産するチームです。
しかしこの日はFTわずか7本。
SGA一人で平均9.4本を獲得していることを考えると、スパーズのディフェンスがいかに機能していたかが分かります。これだけクリーンに守り抜いたことは大きな収穫です。
完璧なローテーション、サイズとフィジカルを活かした1on1対応。
スパーズはサンダーの強みを正面から潰しにいき、最後まで崩れませんでした。
オフェンス面では、誰か一人に依存しないバランスが際立ちます。
7人が2桁得点を記録しました。
さらに評価したいのは、試合の流れを読む力です。
前半は3PとFTの精度が上がらず、数字的には苦しい内容でした。
それでも無理に3Pを打ち続けず、ペイントアタックを継続。結果的に後半、相手のディフェンスが下がったところで3Pが効き始めました。
この我慢ができるようになった点は、昨季との決定的な違いです。
そして、この勝利が持つ心理的な意味も見逃せません。
ディフェンディングチャンピオン相手に今季2勝目。
NBAカップでの勝利が「勢い」ではなく、「実力」であることを証明しました。
チームとして「どんな相手でも、自分たちの形に持ち込めば勝てる」という自信を掴んだはずです。
チームの魂が吠えた!
今日の勝因は間違いなくベンチスタートのケルドンでした。
ケルドンはベンチから出場し、チーム最多の25得点を記録しました。 スリーを9本中5本沈めるだけでなく、果敢にペイントエリアへ切り込む姿勢がチームに活力を与えていました。
シックスマン賞の候補としてもっと注目されるべき活躍です。
先週のサンダー戦では不調だったバーンズはベテランらしい落ち着いたプレーで20得点を挙げました。
試合の序盤から中盤にかけて、チームが苦しい時間帯に得点をつなぎ、4Qの大爆発に向けた土台をしっかりと作ってくれました。
キャッスルの活躍も見逃せません。
4/6の3P成功は、この試合の隠れたキーポイントです。
今季3P成功率28%のキャッスルが、ここ一番で決め切った価値は非常に大きいです。
ディフェンス、ゲームコントロール、そして勝負所のシュート、チームの信頼を一段階引き上げる内容でした。
7連勝、ウエスト2位。
数字以上に価値があるのは、勝ち方の質です。
接戦を制し、最後に突き放す、これはコンテンダーの勝ち方そのものです。
このスパーズは、もう「経験を積む段階」ではありません。
勝ちに行くチームとして、リーグにしっかりと認識され始めています。
クリスマスデーの再戦は、その真価を再び問われる舞台となるでしょう。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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