サンアントニオ・スパーズはフロスト・バンク・センターでサクラメント・キングスを圧倒し、今季初の大勝を収めました。
この試合で安定したプレーを見せたのが、ディアロン・フォックスです。
持ち前のスピードとボールハンドリングでディフェンダーを引きつけ、チームメイトの得点機会を作り出しました。
フォックスは開幕4試合でチーム最多となる平均7.8アシストを記録しています。キングス戦でも6アシストを挙げました。
得点は11点にとどまり、数字だけを見れば目立つものではありません。
それでも、フォックスの鋭いプレーメイクは、スパーズのオフェンスが圧倒的な内容を見せた大きな理由でした。
フォックスがスパーズの好スタートを演出
スパーズは試合開始直後からオフェンスのリズムをつかみました。
その流れを作ったのがフォックスです。
最初の得点機会では、ビクター・ウェンバンヤマとデビン・ヴァセルによるダブルスクリーンを使い、フォックスがリムへ向かってドライブしました。
キングスのディフェンスに連係ミスが生まれると、ウェンバンヤマがペイントへロールします。
フォックスはリム付近へ完璧なロブパスを送り、ウェンバンヤマが完全にフリーの状態からダンクを決めました。
その直後にはトランジションからザック・ラビーンをコーナーのカバーへ引きつけ、ヴァセルへ素早いパスを送ります。
ヴァセルは、そのパスを3ポイントにつなげました。
チーム屈指のボールハンドラーに、これ以上何を求められるでしょうか。
スパーズは試合の入りを改善したいと考えていました。フォックスは開始から1分もたたないうちに、簡単なシュートを2本作り出しています。
その働きは試合を通して続きました。
フォックスはチームメイトに打ちやすいシュートを供給し続け、キングスを追いかける展開へ追い込みました。
キングスに反撃の機会を与えないまま、スパーズはリードを広げていきました。
フォックスが批判的な声を封じ始めている
フォックスはNBAファイナルでの厳しいパフォーマンスを受け、多くの批判を浴びました。
スパーズが大舞台でオールスターガードに、より高いレベルのプレーを求めていたことを考えれば、その批判にも理由はありました。
しかし今季ここまで、フォックスは求められた役割を果たしています。
好調なのはプレーメイクだけではありません。
フィールドゴール成功率56.8%、3ポイント成功率46.2%と、効率の良いスコアリングも見せています。
キングス戦では、放った2本の3ポイントをどちらも成功させました。
ディフェンスでも安定した場面を見せており、平均1.5スティールを記録しています。
これは、まさにスパーズがフォックスに求めている姿です。
オールNBA級の数字を残しているわけではありません。
それでも、安定したシュートとスペーシング、優れたプレーメイク、少ないターンオーバー、堅実なディフェンスを継続できれば、シーズンが進むにつれてチームへ大きな価値をもたらします。
シルバー&ブラックが毎試合見たいのは、このバージョンのフォックスです。
そして、その活躍をプレーオフまで継続することが期待されています。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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