サンアントニオ・スパーズでは、相手にボールを奪われた時と同じようにデジャンテ・マレーが記録を塗り替えています。
わずか5年目のシーズンで、マレーはティム・ダンカンの時代から見られなかったことを成し遂げています。
同時にフランチャイズのベストプレーヤーの中でもの歴代屈指の選手となっています。
最近の7回連続ダブルダブルは2009年にビッグファンダメンタルこと、ティムダンカンが達成して以来のことでした。
マレーは25歳にしてすでにスパーズの歴代のリーダーボードに名を連ねています。
彼はまだ始まったばかりだと思います。
スパーズのキャリアリーダーのページを見ると、サンアントニオスパーズの歴代の名選手たちの中で、マレーが現在どのような位置にいるかがわかります。
アシスト率(24.8) – 歴代10位
今シーズン、マレーはプレイメーカーとして大きく成長し、サンアントニオでのアシスト率で歴代トップ10に躍り出ました。
過去2年と比較して、彼の活躍を見てみましょう。
2019-20: 23.1%
2020-21: 25.9%
2021-22: 36.7%
今シーズンの大きな成長により、キャリアでのアシスト率は24.9となり、今後も上昇していくでしょう。
比較のためにジョニー・ムーアだけがスパーズとしての生涯アシスト率(36.8)で、今シーズンのマレーよりも高い数値を示しています。
トニー・パーカーは32.2%(4位)、デマー・デローザンは27.8%(6位)でサンアントニオを去りました。
マレーが今後もこのレートを維持できればスパーズ生活が終わる頃には、このカテゴリーで史上最高のレジェンド達と肩を並べることになるでしょう。
平均アシスト数(4.0) – 歴代10位
デジャンテ・マレーはサンアントニオでのキャリアを終える頃には、トニー・パーカー(5.7)を抜いて、スパーズの平均アシスト数でトップ5に入る可能性があります。
最初の3シーズンは、限られた出場時間の中で1試合平均3アシストしかできませんでしたが、ここ2シーズンで2倍になり2021-22シーズンには1試合平均8.4本のアシストをしています。
もし楽観的に考えるとマレーが今年は1試合あたり8アシスト、次の2シーズンは7アシストを平均するとすると平均値は5前後、場合によってはそれ以上になり順位はさらに数ランク上がることになります。
もちろん彼が長く活躍すればするほど、リーダーボードの順位は上がっていくでしょう。
平均スティール数(1.3) – 歴代8位タイ
マレーのルーキーシーズンは、38試合で平均出場時間が8.5分しかなかったため、平均スティール数はかなり減少しました。
2年目のシーズンからは1試合平均1.5スティールを記録し、今シーズンはキャリアハイの平均2スティールを記録しています。
現在の平均スティール数がキャリア平均になればマレーはロッド・ストリックランド、ジョニー・ムーアと並ぶスパーズの2位タイに入ることになります。
今のところマヌ・ジノビリとジョージ・ガービンが共に1.3を記録しています。
4トリプルダブル(7回) – 歴代3位
少し前にも書きましたが、デジャンテ・マレーはキャリアが終わる頃には、必然的にこのカテゴリーでスパーズをリードすることになるでしょう。
11月5日ではマレーは5回のトリプルダブルで歴代4位でした。
その5週間後には、アルビン・ロバートソンの7回に並ぶ2位まであと1回となっています。
この調子でいけば、NBAオールスターブレイクまでにマレーが単独で2位をキープし、シーズン終了までにデビッド・ロビンソンの14回に追いつく可能性もあります。
マレーが毎晩のようにトリプルダブルを達成している理由については、過去にAir Alamoのライターが投稿されています。
マレーのフレームとハッスルは、彼のオールラウンドなゲームを輝かせ、早ければ来年にも、サンアントニオのトリプルダブルキングと呼ばれるようになるでしょう。
すべてが計画通りに進めばデジャンテ・マレーは今後何年もスパーズでキャリアを続けることになるでしょう。
それはオールスターゲームや栄誉という形で、いずれ全米で認められることにつながるはずです。
少なくともマレーは自分の功績に対して、この街で相応の注目を浴びることになるでしょう。
引用元:Air Alamo
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