今週、そして今シーズン、スパーズにとって試練が続いています。
ビクター・ウェンバンヤマが肩の血栓により今シーズン残りの試合を欠場することが発表された同じ週に、新たな衝撃的なニュースが飛び込んできました。
ESPNのシャムス・シャラニアによると、グレッグ・ポポヴィッチHCは11月2日に軽い脳卒中を発症しており、今シーズン中に復帰する見込みはないとのことです。
それ自体はそこまで驚きではないかもしれませんが、ポップの今後については現時点では不透明だとも付け加えています。
ポップ不在の間、ミッチ・ジョンソンが暫定ヘッドコーチを務め、スパーズは21勝27敗の成績を収めています。
数字上はプレーインレースにまだ食らいついていますが、ウェンビーを欠いた状態で残り28試合を戦うのは簡単ではありません。
特に厳しいスケジュールが控えており、2日以上の休みがあるのはたった1回しかないのです。
明るい未来と今シーズンの苦境
スパーズにとって今シーズンは試練の連続です。
ポップを早い段階で失いながらも、1月3日にデンバー戦に勝利した時点では18勝16敗と好調なスタートを切っていました。しかし、その後はスケジュールが過密になるにつれて苦しい戦いが続きました。
そんな中、トレード期限前にディアロン・フォックスを獲得した数週間前は、短いながらもフラストレーションから解放され、ワクワクする瞬間もありました。
フォックスが加わったことでチームの未来は依然として非常に明るいものの、ウェンビーの離脱というニュースは今シーズンの残りに暗い影を落としています。そして今回のポップに関する報道は、予想されていたとはいえ、さらなる失望をもたらしました。
もちろん、来シーズンまでにはまだ時間があります。ポップ自身もできる限り早くコーチングに復帰したいという意向を示しています。しかし、彼が復帰できるのか、あるいは復帰すべきなのかは依然として不透明です。
仮にポップが引退するとなれば、76歳でNBA史上最年長のHCとしてそのキャリアを終えることになります。
この記録は71歳で引退したヒュービー・ブラウンを上回るものです。また、彼はNBA史上最多勝利記録を保持したまま、コーチとしての歴史を閉じることになるでしょう。
それでも、ポップはバスケットボール運営部門の代表としての役職には引き続き就いており、自身の深部静脈血栓症の診断を受けた今週もウェンビーと積極的にコミュニケーションを取っていると報じられています。
脳卒中の原因のひとつは血栓による脳への血流不足ですが、これは55歳の年齢差を超えて、2人に共通する経験と言えるかもしれません。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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