サンアントニオ・スパーズのスター、ビクター・ウェンバンヤマと、2025年NBAドラフトのロッタリー指名候補であるジョアン・ベリンジャー。彼らは静かな絆でつながっています。
ともにフランス出身で、ウェンバンヤマはパリ郊外のル・シェネー、ベリンジャーはドイツ国境近くのセレスタで育ちました。
ウェンバンヤマは2023年のドラフトで全体1位指名を受け、ベリンジャーは2025年ドラフトでロッタリー入りが予想されています。
実は2人ともかつてサッカーをしていました。しかしどちらも途中で辞めています。
ベリンジャーは15歳のとき、スパイクがもう合わなくなったことでピッチを去りました。
一方のウェンバンヤマは、あまり上手ではないゴールキーパーだったそうです。
「チームが良くなかったんだって!ほんとに俺のせいじゃないってば」とウェンバンヤマは笑って語ります。
今、彼らの“フランス出身”という共通点が、NBAでの結びつきを強めています。
2人は頻繁に話すわけではありませんが、それでも十分に通じ合っているようです。
サンアントニオでウェンバンヤマと共にプレーする可能性については、ベリンジャーは控えめな姿勢を見せました。
「誇らしいです。世界一のリーグでプレーできることは幸運だと感じています。これはすべてのバスケットボール選手の夢です。スパーズは素晴らしい組織ですが、私は今、自分に集中しています」
ウェンビーと共にプレーしたい ― 若手選手たちの夢と期待
ドラフト前日、24名のグリーンルーム招待選手たちは、メディアのインタビューを受ける時間を交代で過ごしていました。
どのチームに指名されるか分からない選手も多い中、多くの選手が「ウェンバンヤマとプレーしたい」と口をそろえます。
ジョージア出身のアサ・ニューウェルは、自分のプレーがウェンバンヤマと相性が良いと認めています。
またトーマス・ソーバーはウェンビーとのプレーに自信を持っています。
「彼がアウトサイドに立って、僕が5番として中でプレーすればスペースも広がる。すごいコンビになるよ。ウェンビー・ソーバーって感じかな?まだ考え中だけどね笑。
彼と一緒にプレーしたい理由の大半は、その能力の高さにあります。
サウスカロライナ大のコリン・マリー=ボイルズは語りました。
「誰もがヴィックとプレーしたがってる。僕の指名範囲のチームはディフェンスに強いこだわりを持っている。僕にとってはそれが理想的」
またラトガース大のスター、ディラン・ハーパーはドラフトで全体2位指名が予想されており、サンアントニオとの相性も注目されています。彼もウェンビーのことを絶賛しています。
「ポイントガードとして、あのサイズにアリウープを投げられるなんて最高。ミスをしても何とかしてくれる。彼の影響力は本当にすごい誰だって彼とプレーするのが夢だよ。あのウィングスパンでペイントエリアを完全にカバーできる。彼はまさに圧倒的な存在。止められる選手じゃないよ」
近年NBAではフランス出身選手が急増しており、アレクサンドル・サー、ザカリー・リサシャー、ビラル・クリバリ、シディ・シソコ、ティジャーヌ・サローン、そしてウェンバンヤマに加えて、ベリンジャーと、ブンデスリーガファイナルを途中離脱してドラフト参加したノア・エッセンゲもその一員です。
バスケットボールの人気が高まる中、フランスも大きな存在感を放っています。サッカーのスパイクが合わなくなった少年たちが、今ではNBAの舞台で輝こうとしているのです。
エッセンゲもスパーズについて語りました。
「この流れの一部になれることは大きな意味があります。次の番になるかもしれない?それはとても嬉しいこと。まさに祝福された状況です。もちろんウェンビーとプレイしたいよ」
引用元:SI.com
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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