サンアントニオ・スパーズの名選手トリオが、バスケットボール界の歴史に名を残すこととなりそうです。
ネイスミス・バスケットボール殿堂は2023年クラスの伝統入り候補者リストを発表し、その中にトニー・パーカー、グレッグ・ポポヴィッチ、ベッキー・ハモンの名前が挙がっています。
また元スパーズのマイケル・フィンリーやパウ・ガソルも候補に挙がっています。
パーカーとポポヴィッチにとっては、今回が初めてのノミネートとなります。
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歴史に名を残す選手とHC
パーカーは4度のNBAチャンピオン、複数のNBAオールスター、NBAファイナルMVP(2007年)、フランス代表として複数のユーロバスケットのメダル獲得者です。
ポポヴィッチはヘッドコーチとして5度のNBAチャンピオン、3度のNBAコーチ・オブ・ザ・イヤー受賞、NBAの歴代最多勝利監督、チームUSAのヘッドコーチとして2020年オリンピック金メダル獲得、NBA史上最高のコーチと称されています。
ポポヴィッチはここ数年間他の複数の投票機会を丁重に断ってきたため、引退まで待つというのが大方の見方でした。つまり2023年の投票に参加するということは、今シーズン限りで引退する可能性を示唆しているわけではありませんが、新たな憶測を呼ぶことになりそうです。
ともあれポポヴィッチはNBA史上最多の勝利数を誇り、5つのチャンピオンシップを獲得したコーチであり、資格を十二分に持っています。
ベッキーにとっては、輝かしいバスケットボールのキャリアの中で、今回もノミネートされたことになります。
WNBAオールスターに6回、オールWNBAファーストチームに2回選出され、2007年にはアシスト数でWNBAをリードしたこともあります。また、2014年から2021年までスパーズのアシスタントコーチを務めました。
また2022年にはラスベガス・エースでWNBAチャンピオンになったほか、2022年WNBAコーチ・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。
その他ダーク・ノビツキー、ドウェイン・ウェイド、1976年アメリカ・オリンピック女子バスケットボールチームなどがノミネートされています。
2023年クラスの全候補者はテキサス州ヒューストンで開催されるNCAAファイナル4の期間中、日本時間4月2日に発表される予定です。
デビッド・ロビンソン、ティム・ダンカン、ジョージ・ガーヴィン、マヌ・ジノビリなどスパーズの選手たちが殿堂入りを果たす予定です。
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