ウェンバンヤマ「ゴベアのDPOYは今年で最後」

サンアントニオ・スパーズのセンター、ヴィクター・ウェンバンヤマとミネソタ・ティンバーウルブズのルディ・ゴベアは、国籍と驚異的な守備力だけでなく、NBAの最優秀守備選手賞を獲得する正当な候補者です。

スパーズの選手が最後に最優秀守備選手賞を獲得したのは2016年のカワイ・レナード以来ですが、ウェンバンヤマはそのタイトルを獲得する意欲を表明しました。

しかしウェンバンヤマは最近、リーグ最高の守備の栄誉を頻繁に受賞しているゴベアに対して軽いジョークを言いました。

また去年の11月には、ウェンバンヤマがゴベアと対戦することの特別さを語りました。

ルディ（ゴベール）が今年それを獲得する可能性が非常に高いと思うよ。

彼には今勝ってもらいたいな。その後は彼の番じゃなくなるだろうね笑

NBAでは毎晩特別な相手と対戦することはわかってる。

でもそれ以上に特別なのは、何年もの間、世話をしてくれたり、いくつかのことを教えてくれたりする人だよ。

ルディはまさにその人だよ。

さらに特別で挑戦的なものになるね。

ビクター・ウェンバンヤマ

ウェンバンヤマのコメントは、彼の競争心とゴベールとの友好的なライバル関係を微妙に示しており、彼らは長年の関係を築いています。

ゴベア「いつでもサポートする」

ゴベアは、ウェンバンヤマの成長をみるのが楽しいようです。

彼は自信に満ちているし、必要なアドバイスがあればいつでもそばにいるよ。

彼のために、できる限り最高のメンターになるよう努めてきたんだ。

献身性や働きぶり、人間性には本当に誇りを感じるよ。

彼が成功すると、本当にうれしくなる。

彼のことを本当に愛していて、彼が最高の自分になる手助けをするためには、何でもするつもりだ。

間違いなく新世代の一員であり、自分自身の道を切り拓くことになると思う。

彼はユニークになるだろうから見るのが楽しみだよ。

ルディ・ゴベア

ウェンバンヤマとゴベアは、その守備力で際立っています。

ウェンバンヤマが1試合平均3.4ブロック、1.3スティールを記録し、リーグトップの守備成績を収めていることは注目に値します。

一方2022-23年に最優秀守備選手賞を獲得したジャレン・ジャクソン・ジュニアは、平均3.0ブロックと1.0スティールでした。

ゴベアの貢献は、ティンバーウルブズをリーグのディフェンス成績トップに押し上げるのに重要な役割を果たしており、守備評価のリーグトップである108.3がそれを示しています。

ミネソタの成功により、ゴベールは現時点で最優秀守備選手賞を獲得する有力候補となっています。

一方、ウェンバンヤマはスパーズの全体的な成績による課題に直面しています。チームの14勝54敗とリーグ23位のディフェンス評価は賞レースへの影響を及ぼしています。

引用元:SI.com