オフシーズンを力強く乗り切ったサンアントニオ・スパーズ。将来への期待が高まる中で、どうしても避けられない疑問があります。
「スパーズには十分なシュート力があるのか?」という点です。
現状のローテーションで確実にシューターと呼べるのは、デビン・ヴァセル、ハリソン・バーンズ、ビクター・ウェンバンヤマ、ジュリアン・シャンパニーの4人に限られます。
一方で、ディアーロン・フォックス、ステフォン・キャッスル、ディラン・ハーパー、ジェレミー・ソーハン、ルーク・コルネット、ケルドン・ジョンソンといった「不安定なシューター」も多く含まれています。
一般的に強豪チームは、ローテーションにノンシューターを1〜2人置く程度ですが、スパーズの場合はその数が多すぎます。この点は大きな懸念材料だといえます。
改善策とプレーオフへの可能性
それでも、希望がないわけではありません。改善のシナリオはいくつか考えられます。
まずはキャッスル、ハーパー、ソーハンのうち2人が平均的なシューターに成長すること。さらにケルドンの役割を減らしてシャンパニーを起用すれば、スペーシングの改善が一気に進むでしょう。
また、補強という手段もあります。例えば、ラウリ・マルカネンのようなエリートシューターを狙う動きも考えられます。
仮に補強がなくても、フォックス、キャッスル、ハーパーの3ガードでテンポを上げ、トランジション中心のオフェンスを展開すれば、シューティング不足をある程度ごまかすことは可能です。
昨季のヒューストン・ロケッツやデンバー・ナゲッツも同様の課題を抱えながら50勝を挙げ、プレーオフに進出しました。
つまり、スパーズも工夫次第で十分に戦えるということです。
最悪の場合、オフェンスの効率が大きく下がるリスクはあります。
しかし、ベストシナリオでは「不安定なシューター」が数人改善し、速い展開を軸にしたことでトップ10クラスのオフェンス力を発揮できる可能性があります。
ウェンビーが昨季以上の成長を見せ、フォックスがキングス時代のパフォーマンスを取り戻せば、プレーインやプレーオフ進出は現実的な目標となります。
結論として、スパーズは「シューティング不足」という大きな問題を抱えていますが、成長・補強・戦術面での工夫によって乗り越える道は存在します。来季の成功は、まさにここにかかっているといえるでしょう。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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