来シーズンのポジション別展望〜フォワード編〜

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前回から来シーズンのボジション別の展望というテーマで紹介していますが、第2回ということで、層が厚くなったフォワード編について紹介していきます。

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目次

ロスターのおさらい

現時点でのスターター予想はSFケルドン・ジョンソン、PFマクダーモットの並びです。

ケルドンは2シーズン前から着実に力をつけてスターターに定着しています。

マクダーモットは昨シーズンの終盤は怪我で欠場が続きましたが、 現時点で一番実績がある選手です。

ディフェンス面での不安はありますが、 マッチアップ相手を意図的に選択することで上手く補っています。

ルーキーのジェレミー・ソーハンはまだ若く、 NBAの適応する時間が必要となるでしょう。

そこで特に気になるのがベンチユニットの起用法です。

リチャードソンやロミオはウイングとしてプレーしますがアンダーサイズです。

KBD、ロビー、ソーハン、アリーゼはサイズがありパワーフォワードやスモールボール5としても起用できます。

昨年のチームで大きな問題となっていたサイズ不足を解消させることができるでしょう。

これらのユニットをうまく組み合わせて、 理想的なローテーションを組むことができれば 面白くなるでしょう。

ポジティブなポイント

スペーシングは年々改善している

昨シーズンのチームはアウトサイドシュートに苦戦しましたが、 フォワードの選手達に着目するとチームのシューティングを助ける存在でした。

昨シーズン、チームのフォワード全体で1000本以上の3P試投数がありましたが、3P成功率は41%と素晴らしい成績を残しています。

ケルドンは昨シーズンシューターとして開花しました。

マクダーモットはリーグ屈指のシューターとして実績を残しており、リチャードソンも昨シーズン平均3P成功率44%を記録しました。

ロビーとラングフォードはまだアウトサイドシュートの実績は少ないですが、年々改善してきており、 スリーポイントラインでシュートを躊躇することはありません。

来シーズンも同じような数値を残すとは限りませんが、 現在のチームでシューティングに置いて一番安心できるポジションとなるでしょう。

多彩なオフェンスオプションが期待できる

昨シーズンスターターを務めていたケルドンとマクダーモットはシューターとしてだけではなく、ペイントエリアでのフィニッシャーとしても優秀でした。

リチャードソンとラングフォードはピックアンドロールのハンドラーをつとめることができ、 チームのニーズに応じて役割を変えることができます。

またロビーはスクリナーとして優秀でリムランナーやピック&ポップからの3ポイントと両方のオプションになることができます。

ソーハンはまだオフェンススキルにおいては未知数ですが、成長を期待できるスキルセットを持っています。

サイズ不足解消の兆し

ここ3シーズンのスパーズはスモールラインナップを起用する場面が多く、サイズ不足が懸念されていました。

近年はケルドンやデローザン、マクダーモットがPFとして起用されていましたが、ナチュラルなポジションはSG/SFです。

特に昨シーズンはサイズがありパワーフォワードができる選手がKBDしかおらず、 試合終盤にサイズがある相手に対してリバウンドやディフェンスで苦しむ場面が目立ちました。

いくらポジションレスのバスケが一般的になっているとはいえ、サイズ不足をディフェンスで補う選手たちではなかったため早急な対策が必要でした。

今年のドラフトではサイズがありディフェンス力があるソーハンを指名し、 サイズがありディフェンスも期待できるロビーを獲得しました。

KBDは以前からディフェンス面で評価が高い選手であり、アリーゼもハードワーカーとして有名です。

昨シーズンと比較すると確実にサイズ不足は解消しており、層は厚くなったと言えるでしょう。

ネガティブなポイント

リバウンドとディフェンスの万能性が不安

昨年スターターを務めていたケルドンとマクダーモットの 抱えていた大きな二つの問題はリバウンドとディフェンスの万能性でした。

マクダーモットは同じポジションの選手を守るのに苦労しており、リバウンド力も高いとは言えませんでした。

ケルドンは年々成長を見せていましたが、 サイズとクイックネスの問題もあり優秀とはまだ言えません。

ラングフォードとリチャードソンはタフなディフェンダー ですが、サイズがあるウイングやビッグマンを守ることはできません。

ロビーとKBDはリバウンドを獲得することができディフェンスでもスウィッチに対応できる機動力がありますが、ノックダウンディフェンダーとしてチームを劇的に変えることはできません。

昨シーズンと比較すると期待はできますが、 まだディフェンスでネガティブな面があるのも確かです。

これらの問題を両方解決できる可能性があります。

それはルーキーのソーハンの成長にかかっています。

ソーハンは208cmの大学時代から素晴らしいリバウンダーで全てのポジションを守ることができる機動力を持っています。

彼のディフェンスでの万能性は非常に貴重で、それがロッタリーで指名された大きな理由です。

ただシューティングの問題があるので現時点ではヤコブとの同時起用は難しいでしょう。

控えのビッグマンコリンズやジェンはアウトサイドシュートを打つことができるため、ベンチユニットとともに起用されるでしょう。

ソーハンがチームに大きな影響力を持つまでには時間がかかるとは思いますが、うまくいけばチームを大きく助けてくれる存在となるでしょう。

オフェンスクリエイト能力に課題

昨シーズンケルドンは目覚ましい成長を見せ、チームのセカンドオプションとして活躍できるようになりました。

今シーズンはファーストオプションとしてチームを牽引する存在となる見込みですが、まだ自身でオフェンスをクリエイトする能力は発展途上です。

クラッチタイムでの存在感はまだ低く、これから経験を積んでいく必要があります。

それ以外の選手も味方からのアシストで得点を重ねる選手が多く、自らオフェンスをクリエイトできるタイプの選手はいません。

来シーズンは支配的なハンドラーが不在のため、高い競争力を維持してアピールしていく必要があるでしょう。

今後の展望

現時点でスパーズのフォワードポジションは昨シーズンと比較するとアップグレードできているポジションだと言えます。

念願であったサイズがあるフォワードの選手を複数名獲得できました。

他のポジションと比較すると 一番柔軟なポジションだと言えます。

特に現在のフォワードロスターはケルドンをスモールフォワードポジションで起用できます。

ケルトンのリバウンドやディフェンスをフォローできる 選手が台頭してくれば非常に柔軟性があるラインナップを形成することができるでしょう。

またルーキーのソーハンは大きな期待を背負っています。

ソーハンが期待通りの成長を見せることができればチームのディフェンスやリバウンドの問題を大きく解決してくれるでしょう。

昨シーズンのガードポジションの不安が大きいため、 ケルドンを中心にウイングの選手たちの負担が大きくなることが予想されますが、様々なラインナップを試して痛みを伴いながらもチームの価値ある資産へと成長して欲しいですね

引用元: POUNDING THE ROCK

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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