バスケットボール専門家やファンは、サンアントニオ・スパーズを2026年にプレーオフに進出する最有力候補と見ています。
理由はいくつもあります。
ビクター・ウェンバンヤマのさらなる成長、ディアーロン・フォックスとのフルシーズン稼働、有望な若手ガードのステフォン・キャッスルとディラン・ハーパーの台頭、そしてルーク・コーネットという本格的な控えセンターの加入です。
ただし、スパーズがプレーオフに進むには、昨季プレーオフ進出チームの少なくとも1つが脱落しなければなりません。しかし、ウエストの強豪チームを見渡すと、本当に弱体化したチームはあるのでしょうか。イーストではセルティックス、ペイサーズ、バックスがケガや移籍で主力を失い後退必至ですが、ウエストは事情が異なります。
昨季トップのオクラホマシティ・サンダーは大きな補強こそありませんでしたが、ジェイリン・ウィリアムズとニコラ・トピッチがケガから復帰し、チーム力はさらに向上しそうです。
2位のロケッツはケビン・デュラントを獲得。平均27得点、3P成功率43%という驚異的な数字を誇る彼が加わり、短期的には確実に戦力アップです。
3位のレイカーズはディアンドレ・エイトンとマーカス・スマートを加え、ルカ・ドンチッチは10kg減量。もし彼が昨季の平均28-8-8からさらに動けるようになれば、恐ろしいチームになるでしょう。
クリッパーズはノーマン・パウエルを失いましたが、ブラッドリー・ビール、ジョン・コリンズ、ブルック・ロペスを獲得。短期決戦仕様の補強で戦力は維持されています。
ナゲッツはマイケル・ポーターJr.を放出し、ケム・ジョンソンを獲得。さらにブルース・ブラウンを呼び戻し、ヨナス・ヴァランチュナスも加わり、層の厚みが増しました。
この5チームは昨季50勝以上を記録し、スパーズの34勝とは大差がありました。
ミネソタ、ゴールデンステイト、メンフィスも48勝以上をマークしていますが、彼らはオフシーズンで目立った補強をしておらず、順位を落とす可能性があります。
スパーズが狙うべきプレーオフの6位枠
プレーオフにストレートインできるのは上位6チーム。7~10位はプレーインを勝ち抜かなければなりません。昨季プレーインで敗退したマブスやキングスも含め、スパーズはまず6位争いを目指すのが現実的です。
強豪ひしめくウエストですが、ミネソタ、ウォリアーズ、グリズリーズが補強に失敗したことで、彼らが順位を落とせばスパーズが食い込むチャンスが生まれます。
「まずは6位を狙おう。そして初戦でクリッパーズと対戦だ。それが一番現実的じゃないか?」
ファンがそう語る未来が、現実になる日も近いかもしれません。
引用元:PoundingTheRock
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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