今シーズンの成績
26歳のヤコブは68試合に出場して平均13.5ポイント、9.3リバウンド、2.8アシスト、1.7ブロックを記録しました。
ベストゲーム
ベストゲームはGAME47シクサーズ戦です。
チーム全体でシューティングに苦しむ中、ヤコブは攻守に積極的で素晴らしいプレーを見せました。
25ポイント、10リバウンド、4ブロックと素晴らしい成績を残しました。
エンビード相手でもリバウンド、リムプロテクターなど自分の役割を全うしました。
良かった点
チームに不可欠な大黒柱へ成長
ヤコブは今シーズン、不動の先発センターとしてチームを支え続けました。
リーグ有数のリムプロテクターとして、安定したディフェンス力でチームを支えました。
ヤコブの重要性は数字でしっかり表れています。
ペイントエリアのコンテストショット数でリーグ2位の成績でした。
オフェンスリバウンドではリーグトップの数字でした。
ヤコブが不在の時は4勝10敗、ヤコブがコートに入る時は+6.0とチームで2番目に高い数字でした。
またヤコブはディフェンスの選手というイメージが強いですが、オフェンスにおいても重要な役割を担っています。
今シーズンはオフェンスでポストアップの機会が増加しました。
昨シーズンはポストアップからのオフェンス26回だったのに対し、今シーズンは102回に増加しました。
過去最高のUsage%とアシスト数を記録しました。
加えて今シーズンはロールマンとしてのプレーの質が高まりました。
イリーガルスクリーンが減った上に決定力が高いフローターを武器に、確実に得点を沈めました。
リム近辺でフィニッシュするときに、レイアップではなくダンクを選択することが増えたブロックを浴びることが減りました。
オフェンシブレーティングにおいては、 2年連続でチーム最高の数字を残しています。
改善が必要な点
フリースローは長年の課題
ヤコブにとって毎年の課題として挙げられているのが、フリースローの改善です。
昨シーズンはオールスターブレイク明け以降はFT成功率62%と改善の兆しが見られましたが、今シーズンはまた元に戻ってしまいました。
またポストアップからのオフェンスはまだ消極的になる場面があり、 相手よりサイズで勝っていたとしても押し込めない場面もみられます。
ポストアップからのFG成功率は高いので、自信を持ってプレーできれば大きな武器になるでしょう。
またペイントエリア外でのショットは限定的であるため、 対戦相手によってはスペーシングで苦労していました。
これらの弱点を補うことができるように、ペイントエリアでのオフェンスの強さをさらに高めていってほしいですね。
総合評価
総合評価:A
ヤコブがチームにいなければディフェンスが崩壊することを容易に想像できます。
それだけ現時点のスパーズで代えがきかない選手です。
後はフリースローの改善さえできれば、さらに重要な役割を担うことになるでしょう。
過小評価を象徴する選手です。
今後の展望
ヤコブは来シーズン契約最終年となります。
チームは再建に向けて動いているため、来年27歳になるヤコブはトレードの対象になっている可能性が高いです。
昨シーズンもトレードデッドライン前にホーネッツからオファーを受けていたことが明らかになりました。
本人は契約最終年にトレードの噂が立つのはもう慣れていると話していますが、現在はこれまでで最もトレードの価値が高いため、覚悟していく必要があります。
またチームの将来の一部として再契約を検討している場合は、おそらく15M〜20Mの複数年契約となるでしょう。
ヤコブのようにディフェンスで存在感を強く示すことができる選手は貴重なので、もしチームが再構築するにしても、 ヤコブより優れた選手を見つけるのは難しいです。
個人的にはチーム残留を希望していますが、トレード価値が高くタイムラインがあっていないのは事実なので、チームの方針に尊重するしかありません。
もし移籍することになったとしても、応援し続けていきたいです。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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