スパーズは来シーズンに向けて、NBA屈指の選手層の厚さとスキルの高さを誇るロスターを揃えています。 これによって、試合を締めくくるクラッチタイムでの選択肢が大きく広がりました。
どのチームにも第4クォーター終盤を託す「勝負のラインナップ」が存在します。 ディアロン・フォックス、ディラン・ハーパー、ステフォン・キャッスル、カーター・ブライアント、そしてビクター・ウェンバンヤマという組み合わせは、まさに勝負どころで相手を圧倒する破壊力を秘めています。
『Databallr』のデータによると、この5人は昨シーズン、1分たりとも一緒にプレーしていません。
フォックス、ハーパー、キャッスル、ウェンバンヤマの組み合わせは昨シーズンも時折見られ、非常に大きな可能性と伸びしろを示してくれました。 彼らの成長に加え、トバイアス・ハリスのようなベテランフォワードが加わることで、スパーズはクラッチタイムで最も崩すのが難しいチームの一つになるはずです。
脅威となる3ガード構成と求められるシュート力
スパーズの3ガードの組み合わせからは、すでに期待の持てる場面がいくつも見られましたが、来シーズンはさらに危険な存在へと進化できます。 彼らは全員がボールを自在に扱い、自力でペイント内へと切り込む力を持っています。 相手ディフェンスにとって、この3人を同時に抑え込むのはまさに悪夢と言えるでしょう。
しかし、この組み合わせが最大の力を発揮するためには、各選手がキャッチ&シュートの精度を上げることが不可欠です。 コート上に並ぶ3人のエリートスラッシャー全員が頼れる長距離砲としても機能すれば、相手にとっての脅威は何倍にも膨れ上がります。
そうなれば、オフボールのディフェンダーはドライブを止めるためにペリメーターからヘルプへ寄ることが難しくなり、ゴール下でより効率的なシュートチャンスが生まれます。
たとえ相手がドライブを防いで外へのキックアウトパスを強いたとしても、サンアントニオのガード陣は持ち前の素早さを活かしてクローズアウトを破り、必死にローテーションする相手ディフェンスを翻弄できます。 意のままにリムへアタックでき、アウトサイドからも安定して3ポイントを沈められる選手たちが揃ってしまえば、相手が取れる選択肢はほとんど残されていません。
リーグ最高峰を狙えるディフェンスのポテンシャル
このラインナップは得点面で相手を圧倒できるだけでなく、ディフェンス面の伸びしろにも大きな期待が持てます。 インサイドには現役DPOY(最優秀守備選手)であるビクター・ウェンバンヤマが君臨しており、来シーズンは外へスイッチして素早い選手をガードする場面でも、さらなる進化を見せてくれるはずです。
トバイアス・ハリスはオールディフェンシブチーム級ではありませんが、持ち前のスキルと経験を活かして、チームディフェンスの一員として相手を止める役割をきっちり果たしてくれます。 身長203cmにウイングスパン211cmというサイズを誇り、複数のポジションを守る力も備えています。
また、スパーズの3人のガード陣がディフェンス面でどのような連携を見せてくれるのかも非常に楽しみです。 ステフォン・キャッスルは相手のエーススコアラーを抑える役割ですでにエリート級の実力を誇り、ディラン・ハーパーも相手をストップする能力で確かな素質を見せています。 さらに、ディアロン・フォックスもディフェンス面で十分にチームへ貢献できる選手です。
もし各選手がこのオフシーズンに自分の課題へ真摯に向き合い、必要な部分を伸ばすことができれば、このラインナップはクラッチタイムで相手を粉砕する強力な武器になります。 昨シーズンのNBAファイナルにおける最大の課題は「試合を勝ち切る力の不足」だったからこそ、これこそが今のチームに最も必要なピースなのです。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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