パーカー「ウェンバンヤマのケガが心配」

サンアントニオ・スパーズは、特にトニー・パーカーが活躍していた時期にNBAでの偉業を示してきたチームです。

パーカーは、スパーズに4度のNBAチャンピオンシップをもたらした名ポイントガードであり、チーム史上最高の選手の一人とされています。

そんなスパーズの新たなフランチャイズプレイヤーとして期待されているのが、ヴィクター・ウェンバンヤマです。

パーカーがフランチャイズプレイヤーを見極める目を持っていることは間違いありません。

パーカーは、スパーズ在籍中にデビッド・ロビンソン、ティム・ダンカン、カワイ・レナードといった名選手たちとプレーしました。

Yahoo Sportsのインタビューで、彼はウェンバンヤマのスパーズでのキャリアについて次のように語りました。

彼に言うことは何もない。彼は準備ができている…プレッシャーや期待に動じない、少しレブロン・ジェームズのようだ。彼が到着する前にこれほどの期待を集めた選手はレブロンだけだ。

ウェンバンヤマのルーキーシーズンのプレーぶりは信じられないほどだった。

だから、彼がスパーズに多くのチャンピオンシップをもたらし、フランスのバスケットボールにも多くのメダルをもたらすことを願っている。

パーカーはまた、ウェンバンヤマがNBAシーズン82試合とプレーオフをこなし、その後オフシーズンにフランス代表として国際大会に出場することが、彼の身体にどれだけの負担をかけるかについても言及しています。

15〜20年間、シーズン中はスパーズでプレーし、毎夏は代表でプレーすることができるか？

あの体でそれをやり遂げられるだろうか？

今まで見たことがない。

唯一の疑問はそれだ。怪我の心配もあるからね。

でも才能は驚異的で、精神面でも彼は準備ができていて、史上最高の選手の一人になるチャンスがある。

スパーズとフランス代表での活躍

スパーズファンがウェンバンヤマの2年目のNBAシーズンを楽しみにしている中、彼は現在オリンピックでフランス代表としてプレーしています。

フランスはグループステージでブラジルと日本に勝ち、ドイツに敗れて2勝1敗の成績です。

これまでの3試合で、ウェンバンヤマは平均17.0得点、3.3リバウンド、2.0アシスト、1.0ブロックを記録し、フィールドゴール成功率48.6％、3ポイント成功率43.8％、フリースロー成功率72.7％という成績を残しています。

昨シーズン、ウェンバンヤマはNBAのルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、ディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーの投票でも2位に入りました。

彼は平均21.4得点、10.6リバウンド、3.9アシスト、1.2スティール、リーグトップの3.6ブロックを記録し、フィールドゴール成功率46.5％、3ポイント成功率32.5％、フリースロー成功率79.6％を誇っています。

ヴィクター・ウェンバンヤマの今後の成長とスパーズでのさらなる活躍が楽しみです。

彼のプレーは、フランチャイズの未来を輝かしいものにすることでしょう。

引用元:Clutchpoints