ベリネリが起用される理由とは?意外なデータが判明

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チームの潤滑油

スパーズは 開幕6試合を経過して4勝2敗と順調な滑り出しを見せています。

ローテーションプレイヤーもほぼ固まりつつあります。

 

そこで多くのスパーズファンや専門家から疑問視されているのはベリネリの起用法です。

 

開幕から若くて才能あるロニー、ディフェンス力のあるウイングのキャロルをほとんど起用していません。

 

ベリネリは平均20分ほど出場時間を経ています。

今シーズンはシュートタッチが悪く3P成功率は10%代です。

 

なぜ起用されるか?

 

マイク・フィンガー記者によると、特定のトリオを起用した時のオフェンス・ディフェンスのネットレーティングの比較をしたところ、面白い結果が分かりました。

 

 

用語についてですが、 

 

オフェンシブ・レーティング(OffRtg)=100ポゼッションあたりの得点

 

ディフェンシブ・レーティング(DefRtg)=相手の100ポゼッションあたりの失点

 

ネット・レーティング(NetRtg)=OffRtg-DefRtg

 

を示します。

 

このデータからベリネリが出場している時間帯のNetRtgが高い傾向があります。

 

特にベリネリ・ミルズ・マレーが同時にコートに出ている時間帯は、NetRtg54.0を記録しています。

 

ちなみに 2015〜16のウォリアーズの有名になったデス・ラインナップ( カリー・トンプソン・イグダラ ・バーンズ・グリーン)はNetRtg47.0でした

 

まだ開幕6試合スモールサンプルではありますが、セカンドユニットがチームを支えているのがわかります。

 

ベリネリはボールムーブメントとオフボールムーブでセカンドユニットの爆発力を支えているのは確かです。

 

またスパーズのNetRtg上位10位のトリオの中に6組のトリオにベリネリが含まれていました

 

 

逆に起用時間が長くのにNetRtgが低いのはマレー・フォーブス・オルドリッジの-6.0でした。

 

不思議なものですね。

 

ベリネリは決してディフェンスがいい選手ではありませんが、ディフェンスレーティングも優秀です。

 

ポジショニングがいいのかもしれませんね。

 

将来的にはロニーとキャロルをみたいと思っていますが、数値はウソをつきません。

 

戦術理解度に長けているベリネリの座を奪うまでにはまだ時間がかかりそうです。

 

 

引用記事・画像:

Twitter Spurs

 

 

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