今日はホームでウルブズとの対戦です。
レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。
試合結果
高いDFの壁。
試合内容
試合開始直後はスパーズはディフェンスで試合の主導権を握ります。ソーハンはランドルをしっかり抑え、ウェンバンヤマは見事にペイントエリアを守っていました。一方でオフェンスでは、この2人がインテリアパスを駆使しながら、クロスマッチやスペーシングの課題を解決しようと試みました。
接戦を保っていましたが、次第にウルブズがリズムを掴み、アントを中心にジャンプショットを決め始めます。
一方スパーズはシュートが全く入らずポゼッションで停滞する場面が目立ち9点ビハインドで終了。
2Qも悪い流れは続きます。ウルブズのディフェンスがさらにフィジカルさを増したことで悪化しました。タフなペリメーターDFに対して、ターンオーバーが積み重なりました。加えて、何とか作り出したフリーのシュートも決まりませんでした。
ウェンバンヤマはディフェンスで圧倒的な存在感を見せ、引力を利用してシュートチャンスを作る場面もありましたが、チーム全体のミスがそれを相殺しました。
一方でウルブズはペイントエリアでの戦いに加え、3ポイントシュートやオフェンスリバウンドで得点を重ね、15点差をつけられ前半を終了。
後半開始直後、スパーズはようやく外からシュートが決まり始めました。バーンズが連続3ポイントを決め、オフェンスに活気をもたらしましたが、本当に逆転の希望を感じさせたのは、高いエネルギーでした。リバウンド争いに果敢に挑み、、ウェンバンヤマはリムプロテクションで圧倒的な存在感を発揮しました。
この結果、点差は3点まで縮まりました。終盤にキャッスルのミスやヴァセルのシュートスランプが響きましたが、6点ビハインドで最終Qへ突入。
4Qは再び3ポイントが止まり、強引なドライブも成功せず、ウェンバンヤマをオフェンスに巻き込むことが難しくなりました。
その間、ディヴィンチェンゾとゴベアのピック&ロールが成功し、スパーズの4分間近い得点の停滞すると再びリードを二桁に広げられ敗れました。
試合の印象
スパーズは前半で広がった点差を3Qに縮めましたが、4Qでミネソタのディフェンスに苦しみ、反撃の勢いを保てませんでした。
チーム全体ではターンオーバーの多さ、オフェンスの停滞、そして3ポイントの不調が敗因となりました。
特に苦しんだのがウルブスのタフなDFでした。
ルディ・ゴベアをアンカーにポジショニングしてジェイデン・マクダニエルズ、ニキール・アレキサンダー=ウォーカーを軸にした攻撃的なペリメーターディフェンスにハンドラーたちが苦戦しました。
19ターンオーバーを記録しました。
またスパーズは1Qのスロースタートという課題を抱え続けています。
この問題は過去1か月間の敗戦の多くに影響を与えており、さらには勝利を収めた試合にもたびたび顔を出しています。
一向に解消されないこの悪循環は、スパーズにとって深刻な課題で戦略や対応を見直す必要があります。
ただウェンバンヤマは攻守両面で素晴らしいプレーを披露し、20得点、12リバウンド、7ブロック、5アシストを記録。
シュートが不調でなければもっと影響力が増したでしょう。
ジェレミー・ソーハン(17得点、15リバウンド)やハリソン・バーンズ(17得点)の奮闘も光りました。
ウェンバンヤマの成長を感じさせるプレーが随所に見られた一方、スパーズ全体としての完成度をさらに高める必要性が浮き彫りになった試合でした。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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