2021-22年のNBAシーズンの4分の1が経過しましたが、サンアントニオ・スパーズのメインローテーションは、依然として難問のままです。
全員が健康なときはデジャンテ・マレー、デリック・ホワイト、ケルドン・ジョンソン、ダグ・マクダーモット、ヤコブ・パートルが先発し、ベンチからの出場時間が長いのはデビン・ヴァセルとロニー・ウォーカーの2人と決まっています。
その後はサディアス・ヤング、ドリュー・ユーバンクス、KBD、ブリン・フォーブスなどが出場していますが、ほとんどがバラバラです。
誰がバックアップセンターを務めるべきかという議論は続いており、議論に値するトピックですが、バックアップポイントガードという別のスポットを見る時が来ました。
シューター or 伝統的PG ?
グレッグ・ポポビッチHCは、ほとんどの場合、マレーとホワイトの出場時間をずらしてこのポジションを埋めていますが、まだ空き時間がありそのほとんどをフォーブスが担当しています。
フォーブスはチームの中でも数少ないシャープシューターとして今シーズンを迎えました。
オフェンスでは最近の試合では貢献度が高いですが、やはりディフェンスで苦しんでいます。
3Pシュートが入らないときはフロアでポジティブな影響を与えることができません。
もう一人の候補者はトレ・ジョーンズです。
2020年にスパーズが2巡目で指名した選手で、より伝統的なポイントガードです。
プレシーズンに怪我する前にサマーリーグでブレイクしました。
最近は徐々に出場時間が増え先日のボストン戦ではクラッチタイムでは12点、2リバウンド、2アシストの活躍で最高潮に達しました。
ここ数試合ではトレとフォーブスの両選手が時には一緒にプレーすることもあり、両者の対照的なスタイルが存分に発揮されました。
オフェンスではフォーブスはトレにはないレンジを持つシューターであり、チームの貴重なオプションです。
トレの現在のショットは、スピードを活かしてバスケットにドライブしてフローターを決めたり、キックアウトしてシューターにパスするのが主なものです。
その点フォーブスは、理論的にはホワイトやマレーがコート上でセカンドユニットを指揮している場面に適しています。
しかし、スパーズのスターティングガードが2人ともいないときの数分間は、ボールハンドリングとディフェンスという2つの重要な理由から、トレの方が適していると思われます。
トレは、スパーズにとってスターティングユニット以外で唯一の真のボールハンドラーです。
ロニーやヴァセルがタッチやアイソプレーを実行するとしても、スパーズにはボールをコートに運び、プレーコールを開始し、プレーが崩れたときに整えることができます。
トレがチームに与える武器
しかし彼のボールハンドリングよりも重要なのは、提供するディフェンスのエネルギーとハッスルです。
今シーズンのスパーズはトップ10入りしたユニットのディフェンス力の低さを補うだけのオフェンス力がないため、ディフェンスが課題となっています。
フォーブスを完全にベンチに置くべきだと言っているわけではありませんし、ポップが毎晩ショットが決まるかどうかチャンスを与えることに問題はないと言っています。
現時点ではトレはメインローテーションの座を獲得しており、ポップはフォーブスの調子が悪いときには躊躇なくトレと交代させるべきでしょう。
また前述のように、フォーブスとマレー、ホワイトとトレのどちらも出ていないときに、フォーブスを起用するという選択肢もあります。
いずれにしても両選手すべての試合で役割を果たすべきです。
現時点では、ジョシュ・プリモという有望なルーキーが控えていることもあり、どちらの選手も今シーズン以降の活躍が期待できるかどうかはわかりませんが、現時点ではトレの方が可能性が高いと思われます。
彼にもっとチャンスを与えて、自分の価値を証明してもらうのも悪くないでしょう。
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