2025-26シーズンが近づくにつれ、サンアントニオ・スパーズにとって重要な節目が迫っています。フォワードのジェレミー・ソーハンのルーキー契約延長期限です。彼にとっても、チームにとっても「勝負の年」となりそうですが、延長合意に至らない可能性も残されています。
多くのスパーズファンはいまだにソーハンを高く評価していますが、ESPNのブライアン・ウィンドホースト氏は最近、サンアントニオがソーハンをハリソン・バーンズ、ケリー・オリニクと共にトレードに出す可能性を示唆しました。
一見すると驚きの話です。バーンズはウェンビーの隣でスターターとして完璧なフィットを見せていますし、ソーハンはオフェンスに課題があるとはいえ、リーグ屈指のウイングディフェンダーです。
オリニクは第3センターの位置づけですが、パワーフォワードとしても起用でき、パスと3ポイントで貢献可能な選手です。
それでも、もしインパクトのあるスターが市場に出るなら、スパーズが大型トレードを検討する余地は十分にあるでしょう。
ソーハンの価値とスパーズの狙うべきターゲット
ソーハンは大きな可能性を秘めていますが、その成否は3ポイントシュートにかかっています。
昨季はフリースロー成功率が二桁も落ち込み、3年連続で3ポイント成功率は平均以下。シュートフォームを夏に改良したものの、キャリア4年目で突然優秀なシューターに変貌するのは簡単ではありません。
もしシュートが安定すれば、カッティングやプットバックに加えてスポットアップでも得点でき、エリート級のアイソレーションディフェンダーとして1番から4番、場合によっては5番まで守れる存在となり、スパーズをディフェンスの強豪へ導くでしょう。
一方で、改善できなければトレードのアセットとして扱うべきです。
トレードターゲットとして最も夢のあるのはヤニス・アデトクンボですが、彼を獲得するならキャッスル、ソーハン、ヴァセル、オリニクに複数の指名権を差し出す必要があるでしょう。
現実的な候補としてはユタ・ジャズのラウリ・マルカネンが挙げられます。
マルカネンはユーロバスケットで好調を維持し、NBAでも復活が期待されています。リーグ屈指のシューターであり、スパーズの長期的なサラリー構造にも適合可能です。
仮にヴァセル、ケルドン・ジョンソン、ソーハンと2つの1巡目指名権を差し出す形であれば、即戦力を手にしながらコスト削減にもつながります。
これによりキャッスル、ハーパー、カーター・ブライアントといった若手の出場時間も確保でき、最大の課題であるシューター不足を解決することができます。
もちろん、理想はソーハン自身が成長してスターター級のパワーフォワードに育つことですが、それが叶わないならトレードを視野に入れるべき時期が来ています。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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