昨シーズン、スパーズが繰り返し直面した最もフラストレーションの溜まる問題のひとつが、相手よりも多くのシュートを放てなかったことです。
ほぼすべての試合で相手にシュート数で上回られ、その差は1〜2本ではなく、5〜10本と大きなものでした。これでは接戦を勝ち切るのは難しくなります。
ディフェンスのポゼッションはリバウンドを取って終わるものです。
サンアントニオはセカンドチャンスを許さないよう、よりリバウンドを徹底する必要があります。さらにターンオーバーを減らすだけでなく、むしろ相手からボールを奪い返す力を発揮しなければなりません。
チーム全体でのリバウンドが不可欠
シーズン序盤、スパーズが勝ち星を重ねていたときは、オフェンスリバウンドでリーグ10位前後に位置していました。これはソーハンが先発出場していた時期と重なります。
しかし彼の怪我やベンチスタートで出場が減ると、数字は下降。相手にリバウンドを容易に許し、セカンドチャンスを阻止できなくなりました。
今のスパーズにはサイズのある補強が加わっており、コーネットも堅実なオフェンスリバウンダーとして得点機会を増やしてくれます。ウェンビーはすでに二桁リバウンドを安定して稼いでいて、彼に責任を押し付けるのは筋違いです。課題は周囲の選手たちにあります。
昨季、スパーズは1試合平均89.8本のシュート試投でリーグ15位、相手には92.5本と大きく上回られ26位でした。
この差は接戦での敗北に直結しています。ターンオーバーは少なく(平均13.9本で10位)、スティールも8.2本で12位。つまり元凶はリバウンドにあります。
実際、相手に許したオフェンスリバウンドは1試合12.1本でリーグ28位。これはあまりに多すぎるセカンドチャンスでした。
バックアップビッグマンの怪我も痛手でしたが、コリンズ、バッシー、マムらのリバウンドへの積極性不足も否めません。
今季はガードやウィングを含め、チーム全員でボールを追いかける姿勢が不可欠です。
リーグ屈指のディフェンダーかつリムプロテクターを擁しているのに、セカンドチャンスを繰り返し与えるのは大きな損失。ここを修正できれば、スパーズの未来は大きく変わるはずです。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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