「ウェンビーは俺の二代目」R.サンプソンが語る現代NBAでの可能性とは?

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8月下旬、元NBAスターのラルフ・サンプソンがClutchPointsのトマー・アザリー氏とのインタビューで、もし今のNBAでプレーしたらどうなるか、そしてビクター・ウェンバンヤマについて語りました。

サンプソンは自身を「ウェンビーの原型」とし、こう話しています。

「今の時代でも絶対にプレーできたし、むしろ昔より支配できたと思うね。

30得点20リバウンドは余裕だよ。彼はウェンビーの二代目、でも俺はラルフの初代だ。

俺はポストアップもできたし、ドリブルもできたし、外からも打てた。当時は3ポイントを多く打つ時代じゃなかったけど、今だったらエリートレベルで活躍できたはずさ」

一見大げさに聞こえる30得点20リバウンドですが、現代のバスケットは個性を活かすスタイルが主流。

かつてペリメーターに出てプレーすると監督のビル・フィッチに叱られたサンプソンですが、今なら「もっと3を打て」と指導されていたでしょう。

ブルック・ロペスが3Pを習得したように、当時の最も才能あるビッグマンたちも現代ならスキルを広げていたに違いありません。ディフェンスリバウンドから自ら運び、得点やパスの起点になることも現代では増えていたでしょう。

また、今のリーグで「センター」とされるバム・アデバヨやカール=アンソニー・タウンズ、サボニス、アレンらは90年代ならパワーフォワードのサイズ。デイビッド・ロビンソンやユーイング、シャックのようなパワー型の怪物にはどうしても不利になります。

ウェンビーと重なる才能、そして「もしも」の歴史

サンプソンは1986年ファイナル第3戦でセルティックスを圧倒するほどの存在感を放ちました。

その姿は、ウェンビーのプレーを観るスパーズファンに重なります。

少なくとも「30得点15リバウンド」は現代でも十分に達成可能だと本人は考えています。ウェンビーも同じく、さらに強さを増せばそれを成し遂げるポテンシャルを秘めています。

ただし、サンプソンのキャリアは1987年の左膝の怪我で大きく変わりました。ヒューストンはウィギンズやロイドの薬物問題もあり、勢いを失いました。

健康さえ保てていれば、オラジュワンと共に時代を代表するビッグマンとして名を残していたはずです。

NBAの歴史には「もし怪我がなければ」と言われるスターが数多く存在します。サンプソンはビル・ウォルトン、デリック・ローズ、モーリス・ストークスらと並ぶその代表例です。

サンプソン自身、ウェンビーが背負う「期待とリーダーシップ」を理解しています。1980年代には、レイカーズのバスオーナーが「カリームの後継者」として彼を指名したいと望んでいたほどでした。

サンプソンの「ウェンビーは自分の二代目だ」という発言は、ただの話題作りでも侮辱でもなく、むしろ大きなリスペクトの表れです。

彼自身がウェンビーに特大の期待を寄せている証拠だと言えるでしょう。

引用元:PoundingTheRock

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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