ドラフト全体2位として大きな期待がかかっていたディラン・ハーパーですが、ここまでの活躍は、もっとも楽観的なスパーズファンですら予想できなかったレベルです。
NBA最初の9試合で平均 13.4点、3.4アシスト。
出場時間はわずか 21.3分 にもかかわらず、フィールドゴール成功率は 50.5%。
驚異的と言って差し支えない効率です。
もしふくらはぎの怪我で数試合欠場していなければ、新人王レースでも本格的に名前が挙がっていた可能性があります。
それでも彼は、ルーキーながら“強豪スパーズの4番手選手”として確かな存在感 を放っています。
特に印象的なのは、その落ち着きとコントロールの良さです。
ピック&ロールの状況判断も巧みで、迷いなくゴールへアタックし、オフェンスのテンポを乱さずにプレーできます。
すでに垣間見える“将来のスター性”と、スパーズが直面する課題
ハーパーのスター性が最もはっきり表れたのは、ミネソタ・ティンバーウルブズ戦でした。
リーグ屈指のディフェンスと歴代トップクラスのリムプロテクター、ルディ・ゴベアがいるチームを前にしても、
彼はまったく怯まず、23分間で6本のリムアタックを沈めました。
ゴベアに対して何度も仕掛け、しっかり得点まで持っていく姿は圧巻でした。
さらに現在、ハーパーは リム付近のFG成功率が驚異の70%。
試投数も1試合4.4本と少なくなく、これは決して偶然ではありません。
しかもスパーズでは フォックスとキャッスルもリムFG70%超え。
この3人が揃ったことで、スパーズはいつでも高確率のショットを生み出せる環境を手に入れました。
特にベンチからハーパーが継続的にペイントへアタックできることは、常に安定したオフェンス源を確保できる という点で大きな強みです。
スパーズはハーパーの出場時間を確保しなければならない
現在スパーズは怪我人が多く、フルローテーションを組めていません。
これによってハーパーやジュリアン・シャンパニーは多くの出場時間を与えられていますが、健康な選手が戻れば出場時間が削られる危険もあります。
しかし、ハーパーに限って言えば それは絶対に避けるべき です。
フォックスの控えだけを任せる形だと、出場時間は16分前後に制限されてしまいます。
それでは彼の成長を妨げてしまう可能性があります。
そのためには、ハーパーをSG起用して3ガード編成を増やすという結論になります。
まだフォックス・ハーパー・キャッスルの3人が同時にプレーした時間はほとんどありませんが、
長期的な成功を目指すスパーズにとっては、必ず試すべき組み合わせです。
このラインナップが機能するかは未知数ですが、
ハーパーはすでに エリート級のパサー、かつエリート級のスラッシャー として片鱗を見せています。
彼の才能をコートに置いておく時間を増やすことは、チームにとって利益しかありません。
そしていずれ、
ウェンビーとフォックスに続く“第3のスター”へ
成長する可能性を秘めています。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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