スパーズのアシスタントコーチであるベッキー・ハモンには、次々と称賛の声が寄せられています。
先日ラスベガス・エースズ(旧サンアントニオ・シルバースターズ)は、ベッキーの25番のジャージを永久欠番としてMichelob ULTRA Arenaに掲げることを発表しました。
その式典が日本時間2021年9月14日に行われました。
エースズの球団社長であるNiki Fargasはセレモニー前にベッキーについて次のように述べました。
ベッキー・ハモンは、当チームがラスベガスに移転する前から、当チームの歴史の中で大きな役割を果たしてきました。
– Niki Fargas
そして、WNBAの25シーズン目を迎えるにあたり、ここマンダレイ・ベイで彼女の引退ジャージを正式に認めたいと思いました。ラスベガス、サンアントニオ、ユタなど、このチームでプレーしたすべての選手は、常にエイシズファミリーの一員であり、ファンの前で彼女の素晴らしいキャリアを祝うことを楽しみにしています。
またセレモニーでベッキーは次のようなスピーチをしました。
顔を上げて自分の名前と番号を見ると、ちょっとシュールな気分になる。
私はドラフトされなかったが16年間プレイできた。この20年が自分にとってどのように展開したか、夢にも思わなかった。
怪我をしてWNBAにドラフトされなかった時からここまでの道のりでは、多くの浮き沈みがあったけど、立ち上がり続けたよ。
– ベッキー・ハモン
チームが2014年にラスベガスに移転する前に、ベッキーはサンアントニオスターズで8シーズンプレーしました。
ベッキーはアシスト数(1,333)、3ポイント成功数(498)、フリースロー成功率(92.1%)において、フランチャイズのキャリアリーダーであり続けています。
また得点(3,474点)と平均得点(15.6点)では2位、3P成功率(38.8%)では4位となっています。
またベッキーは先日、リーグ史上最も偉大で影響力のある25人の選手を表彰する「The W25」に選出されました。
ベッキーはWNBAオールスターに6回、オールWNBAに4回出場しました。
2008年にはスターズを率いてWNBAファイナルに初出場しました。
コロラド州立大学を卒業したベッキーは、2014年にNBAのサンアントニオ・スパーズにアシスタントコーチとして入団し、リーグ史上初の女性フルタイムアシスタントコーチ、また北米4大プロスポーツで初のフルタイムアシスタントコーチとなりました。
引用元:WNBA
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