プレーオフに進出できなかったチームは現在のロスターのニーズを評価して、フリーエージェントで適切な補強をする必要があります。
プレーオフに進出したチームは、よりチャンピオンシップに近づくために必要な戦力の補強をするでしょう。
特にポストシーズンは容赦ないほど弱点を攻めることになるため、より浮き彫りになります。
ただ今年の夏のフリーエージェントに該当する選手はスター選手が 少ない上にキャップスペースに空きがないチームがほとんどであるため、よりピンポイントでの補強になるでしょう。
BleacherReportでは、NBA各チームの現時点での最大の弱点についてまとめています。
スパーズはどのような弱点を指摘されたのか見ていきましょう。
スモールボール5が不足
ここ最近のNBAの進化は著しく、全チームのほとんどがスモールボールでセンターを務める選手がいます。
スモールボール5は王朝時代のウォリアーズのグリーンを象徴するように、よりハイペースな展開でオフェンスの爆発力を牽引する必要なオプションです。
特にプレーオフではスピードのミスマッチから得点を量産するチームが多く、 より重要な 戦術になっています。
スパーズにはそれに該当するスモールボール5の選手がいません。
もしくはまだプレイブックにそのオプションがないのかもしれません。
今シーズンの序盤はサディアスヤングをスモールボール5として起用することもありましたが、ヤングはほとんどベンチで過ごしました。
スターターCのヤコブはリムプロテクターとして非常に過小評価された存在です。
オフェンスでもリムランナーとして効果的なオプションになっています。
ただ今後プレーオフに進出した場合に、厳しい問題に直面するでしょう。
ヤコブと似たスキルセットを持つルディ・ゴベアはユタとダラスとの対決に象徴されたように、毎年5アウト戦術に対応できませんでした。
アウトサイドに引き出されると、ピックアンドロールからディフェンスを崩されていました。
ヤコブ、コリンズ、ランデールと共にペリメーターでのディフェンスはエリートとは言えません。
スパーズはもしかすると、今年のドラフトでスモールボール5に起用できる選手の指名を考えているのかもしれません。
またフリーエージェントでマイルズブリッジズやカイルアンダーソンのようなサイズとオールラウンドなスキルを兼ね備えた選手を獲得もあり得るでしょう。
スパーズオフシーズンから目が離せません。
引用元:BleacherReport
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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