3ポイントシュートは現代NBAで必要不可欠なオプションとなっていますが、何年もの間サンアントニオスパーズはリーグの標準から大きく遅れをとっています。
スパーズは昨年のオフシーズンにマクダーモットと契約して、プリモをドラフトで指名することでシュート力不足に対処しました。
マクダーモットは3P成功率42.2%という素晴らしい記録を見せましたが、ケガが多く31試合を欠場しました。
また プリモは3P成功率30.7%と不調でした。
幸いなことにマクダーモットはスパーズのスペーシングを助け、プリモは今後素晴らしいシューターになる素質を見せました。
また来シーズンはジョシュリチャードソンを本格的にローテーションに加えることで重要な役割を果たすでしょう。
リチャードソンはホワイトとのトレードでスパーズに加入しましたが、予想以上にチームを助けました。
リチャードソンはトレードの後に3P成功率44.4%を記録しました。
ちなみにホワイトは 3P成功率30%以下に止まりました。
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シューターが豊富なロスターに
リチャードソンが来シーズンもスパーズに残ることでマクダーモットに匹敵する3ポイントシューターというオプションになるでしょう。
これによりチームは少なくともコートに一人のシューターを配置することができます。
この事はスパーズに3ポイントがメインオプションではない選手が複数人いることを考えると、オフェンスにプラスの影響を与えるでしょう。
またホワイトがトレードされた後にスターターに昇格したヴァセルは、来シーズンブレイクアウトシーズンになる可能性があります。
ヴァセルは今シーズン最後の7試合で平均17.8ポイントを記録しました。
この最後の7試合で3P試投数は8.3本で、成功率は44%と非常に高確率でした。
この活躍を来シーズンを継続できれば質が高い3&Dプレイヤーとして、ホワイトと全く違う役割を担うことになるでしょう。
マレーがチームの手綱を握る
またデジョンテマレーはオフェンスを構築するためのキーになるでしょう。
マレーはチーム最高の選手となり、得点とアシストでスパーズをリードしました。
そして多くのオープン3を生み出しました。
実際マレーのパスはチームの3P試投数の約30%に繋がっており、スパーズの1試合平均3ポイント成功数のうち3.3本がマレーのアシストから記録しました。
さらにマクダーモット、リチャードソン、ヴァセル、プリモのようなペリメーターでプレイができる選手が揃っているため、より多くのオープンショットをクリエイトすることができるでしょう。
スパーズは来シーズン更に多くのアウトサイドシュートを打つことができる状況になる見通しで、よりオフェンスの効率は上がる可能性が高いです。
ここ数年続いていた3ポイントシュートのアレルギーは最終的に終わらせることができるかもしれません。
引用元:Air Alamo
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