スパーズのロスターで「手放せない選手」と言えば、多くの人はヴィクター・ウェンバンヤマだけだと思っているようです。普通ならそれで正解ですが、もしチームの若手の一人がすでにリーグ屈指のウィングディフェンダーであることを知ったら、考えが変わるかもしれません。
それが、片手でフリースローを打つジェレミー・ソーハンです。
彼はサンアントニオにとって欠かせない存在となっています。
ソーハンの貢献は、単にスタッツに現れる数字だけではありません。
ソーハンはディフェンス面で猛威を振るう選手で、その姿勢はコート上での絶え間ない努力に表れています。
リーグには優れたボールハンドラーやシュートクリエイターが多いので、そういった選手たちのプレーを邪魔できる選手が必要です。
ヴィクター・ウェンバンヤマは世代を代表するディフェンダーですが、彼一人で全てをカバーするのは難しいです。
ソーハンのような選手が隣にいることで、ウェンバンヤマの負担が軽減されます。
ベイラー大学出身のソーハンは、得点以外にも多くの貢献をもたらします。
もちろん、彼が毎試合20得点を取れればいいですが、それはどの選手にも言えることで、現実的ではありません。
すべての選手が滑らかなジャンプショットを持ち、3ポイントシュート成功率が40%になるわけではありません。それでもNBAのチームには重要な役割があるのです。
エリートなディフェンダーでありながら優れたスコアラーである選手はめったにいません。
そういった選手はポール・ジョージや、サンアントニオで嫌われているカワイ・レナードのような歴史的な名選手です。
ソーハンも自分の3ポイントショットが改善の余地があることを理解しており、確実にそれを武器にするための努力をしています。
もし彼がリーグ平均程度の成功率に上げられれば、それで十分です。
チームはウェンバンヤマを封じようとするでしょうが、ソーハンがコートにいる時には、相手は彼を放置することが多いはずです。
その時に彼は相手に代償を払わせる必要がありますが、だからといってオフェンス面だけを強調して、彼のディフェンスの重要性を過小評価するべきではありません。
ソーハンはタフで、自己犠牲的で、リーグのトップ選手たちを守るために懸命に働いており、それを見事にこなしています。
そんな選手がいなくなることはないし、そうあるべきでもありません。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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