サンアントニオ・スパーズのロニーウォーカーはシーズン中断中に、様々なことと向き合いました。
自身の成長について考える時間がありました。
ロニーの成長に必要なもの
彼に必要なものは一貫性でした。
ロニーはメディアとのテレビ会議で思いを述べました。
改善したいことがあったとは言わないけど、自分のゲームにもっと一貫性を持ちたい。 それは最初にディフェンスから始まり他のすべての道が開くだろう。 コーチポップ は私にそれを求めている。 非常に明確なことだった。
特に若くて才能があり、アスレチックなメンバーはプレーに飢えている。 勝つためにディフェンスを再生したいと強く望んでいる。
Zoom Conferenceより
一貫性が課題
ロニーは1試合平均14.5分の出場で平均5.6ポイント、2.2リバウンド、FG 成功率43%を記録しています。
12月3日のヒューストンロケッツ戦では彼の才能は開花しました。
28ポイント、4リバウンド、3スティールを記録しました。
ただし cleaning The Grassのプレイヤートレンドチャートによると、ロニーは 試合においてもう少し一貫性を改善する必要があります。
シーズンが進行をしていくにつれて出場時間は増えましたが、Cleaning The Grassというスタッツ統計サイトでは興味深いデータが残りました。
eFG%(3Pシュートが2Pの1.5倍の価値を持つ事実を通常のFG%に反映したスタッツ)とアテンプトの本数からの得点の割合が不安定であることが分かりました。
これは試合において相手との相性や環境などによって好不調の波が激しい、というところを意味しています。
過去の記事でも少し触れています。
1つの要因として、リム周りの精度が低い点が挙げられています。
フィニッシュで接触を避けてしまうところが原因として挙げられます
例えばシーズン中断前の3試合でロニーはFG成功率は 7/15でした。
これはペイサーズ戦ではFG 4/4でしたが、ネッツ戦では1/5でした。
スタッツだけ見ても不安定な印象が拭えません。
安定したパフォーマンスが求められています。
ディフェンダーとしては優秀
ロニーはディフェンスにおいては非常に優れた数字を残しています。
彼はチームスタッツで明確な数字を残しています。
3番目のスティール%、オフェンスリバウンド%で4位、ディフェンスリバウンド%で5位にランクインしています。
ロケッツ戦のブレイクでは28ポイントの記録がクローズアップされますが、この試合はハーデンに対して非常に良いディフェンスができていました。
出場時間はディフェンスで勝ち取ったと言えます。
安定したオフェンスのスキルを身につけ、今まで通りディフェンスに力を入れることで、確実にスターへの階段を登ることができます。
まだ21歳です。
伸びしろはたくさんあります。
見本となる先輩たちがいるのでたくさん吸収して経験を積んで欲しいですね 。
参考記事
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