今回のスパーズ通知表はチームに途中に途中加入したゴーギー・ジェンです。
今シーズンの成績
31歳のゴーギー・ジェンは38試合に出場して平均14.6分の出場時間で6.8ポイント、3.7リバウンド、1.3アシスト、0.7スティール、FG成功率52.1%、3P成功率42.9%、FT成功率86.6%を記録しました。
ベストゲーム
ベストゲームはシクサーズ戦です。
試合には敗れましたが、素晴らしいシュートタッチで相手に危機感を与えました。
良かった点
限られた時間で堅実な働きを見せる
ゴーギー・ジェンはグリズリーズからバイアウトされたあとスパーズに加入しました。
プレーオフ進出のために助けたい、という思いで加入してくれました。
短い間でしたがスパーズの弱点とされていたフロントコートの層の厚さ、 スキルの多様性をもたらしました。
ゴーギー・ジェンの武器であるアウトサイドシュートと サイズをいかしたディフェンスはチームを助けました。
オフェンシブなストレッチ5としてスペースを与えました。
ディフェンスではウイングスパンを生かしてリムプロテクト、スティールで貢献しました。
特に印象的だったのはプレーインゲームのグリズリーズ戦です。
最終Q序盤にビハインドで苦しい展開の中で、積極的なアタックから and1を決めてスパーズに追撃する力を与えました。
改善が必要な点
怪我のタイミングが悪かった…
即戦力のビックマンとして期待されていたゴーギー・ジェン ですが 不運に見舞われました。
初戦でメトゥと接触した際に右肩を捻挫して数試合を欠場することとなりました。
その後3P成功率は31.8%と怪我の影響で期待された数字を残すことはできませんでした。
また加入した時期がシーズン終盤だったため、チームの戦術に早く馴染む必要がありましたが、メインのローテーションに入るまでの時間が足りませんでした。
オフェンスで味方とポジションが重ることや意思疎通が合わないことが見られました。
そのためバックアップのローテーションはユーバンクスのままでした。
もし怪我がなければ早くローテーションに入り、 貴重なストレッチ5のオプションとしてもっとフィットしていたかもしれません。
またディフェンス面ではあまり期待された働きができませんでした。
ディフェンシブアンカーとしてのポジショニングはあまり優れているとは言えず、 リムアタックからの失点を許す場面が多かった印象です。
総合評価
総合評価：C
短い間でしたがチームに貢献してくれました。
またチームに溶け込むのも早く、若手選手からも慕われていたようです。
加入直後の怪我が悔やまれます。
メトゥめ…
今後の展望
ゴーギー・ジェンはオフシーズンにホークスへ移籍が決まりました
チームに残ってもらうことを望んでいたファンも多かったですが、チームの世代交代に伴い移籍を決断しました。
新天地での活躍を期待しています。
引用画像：San Antonio Spurs Photo Galleries
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