今シーズンのサンアントニオ・スパーズは、これまでとは異なるスタイルのバスケットボールを展開しており、ヤコブ・パートルはその恩恵を受けています。
ここ数年スパーズサイドの放送を見ている人なら解説者の元スパーズのレジェンド、ショーン・エリオットがビッグマンにダンクシュートを要求することはよく知られています。
ここ数シーズンヤコブはそのリクエストの主なターゲットでした。
ヤコブは7-1のセンターですが、ゴール下でソフトなレイアップをして失敗したりブロックされたりと、理想とは程遠いものでした。
今シーズンは、そのようなことはありません。
6試合を通じてヤコブは7回もダンクをしています。
この割合がどれほど増えたかを知るために、昨シーズンの各月でのダンク回数を見てみましょう。
1月:7回
2月:4回
3月:8回
5月:6回
このイージーバスケットのおかげで、シーズン序盤のヤコブは、1試合あたり14.3得点、10.3リバウンドと、見事なダブルダブルを達成しています。
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ダンクが増えた要因は?
ヤコブが過去に比べてはるかに高い確率でダンクを決めている理由は、主に2つあります。
まずバスケットへのロールをよりアグレッシブにしたことが評価されています。
2つ目はスパーズの新しいオフェンス戦略により、ヤコブのオフェンス面での関与が大きくなっていることです。
開幕戦で記録した7アシストは、彼のキャリアの中で2番目に多いものでした。
それに加えてサンアントニオがアイソレーションプレーを完全に廃止したことで、ピック&ロールやバスケットへのカットを中心とした、よりワイドオープンなオフェンスが可能になりました。
昨シーズンは5.2%のプレーでアイソレーションを行っていましたが、今シーズンはここまで2.6%とNBAで最も低い数値となっています。
ポップは今シーズン、ヤコブにこれまで以上の責任を与えており、それが今のところ功を奏しています。
勝利はまだ先ですが、ヤコブの新たなポジティブな取り組みは、若いチームの成功につながるでしょう。
引用元:Air Alamo
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