ドラフトナイトにスパーズは動くのか?〜3つのシナリオ〜

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NBAドラフト2021が7月30日に行われます。

サンアントニオスパーズは12位指名権と41位指名権を持っています。

どのように指名権を活用するか見ものです。

ドラフトナイトでは予期せぬトレードが毎年のように起きています。

スパーズも例外ではありません。

2011年にスパーズはインディアナペイサーズとドラフトナイトトレードを実施しました。

当時スパーズの貴重なバックアップガードとして活躍していたジョージヒルと、ペイサーズが15位で指名した無名のルーキー、カワイレナードをトレードしました。

当時はジョージ・ヒルはファンのお気に入りの選手で非難の声があがりましたが、現在になるとその評価はだれでも分かるでしょう。

今回のドラフトで トレードが起きる可能性があるチームを候補に挙げました。

ニューヨークニックス

ニックスはこのオフシーズンに興味深い位置にいます。

今シーズンのニックスは周囲の予想を大きく上回る成績を残し、プレーオフに進出しました。

2021年のNBAドラフトで19、21、32、58位のピックを持っており、 大きくサラリーキャップも開いています。

先週ニックスが来月ドラフトピックの4つすべてを使用することを考えていないという話題がありました。

とはいえ、ニックスにはまだ多くの選択肢があります。

ニックスはこれらのドラフトピックの1つをキャップスペース内に収まるプレーヤーとチームにトレードするだけで済みます。

そうすることで、プレイヤーをトレードに送り返す必要はありません。

特にトム・シボドーヘッドコーチは若い選手よりもNBAのベテランを好むことで有名であることを考えると、これが最も可能性の高い結果です。

スパーズファンにとって、もっと興味深いシナリオは、ニックスがロッタリーに上がるために19位と21位のピックをパッケージ化することです。

ニューヨークポストのマークバーマンは、ニックスがドラフトロッタリーピックに移動することに興味があり、ロッタリーピック予想の数人のプレーヤーに焦点を合わせていると述べました。

フロントオフィスが噂を流しているだけかもしれませんが、チームの軌道を考えると非常に理にかなっています。

各ドラフトピックの価値を示すデータによると、ニックスが19位と21位指名権でターゲットにできると予想される範囲は12〜13位です。

もしカイジョーンズやウスマンガルバ、ザイアー・ウイリアムズなどがロッタリーから落ちてきた場合、狙う可能性もありそうです。

オクラホマシティ・サンダー

サンダーには今後6年ほどにわたってドラフトピックを無限に集めています。

今年のドラフトだけでも6位、16位、18位、34位、36位、55位のピックを所有しています。

サンダーがこれらすべてのピックを利用するとは考えられないので、確立されたプレーヤーのためにそれらを現金化するか、将来のピックと交換するか、ドラフトで上の順位に移動するためにそれらを組み合わせる可能性が高いようです。

サンダーがドラフトで上に移動するために、これらのピックのいくつかをパッケージ化するシナリオに焦点を当てます。

ニックスの19位と21位のピックがスイートスポットにあったことを考えると、16位と18位のピックをスパーズに12番目のピックと交換することが理想的です。

ただこれだとサンダーがやや不利な状況であるため、スパーズの12位のピックのトレードは16位、34位、36位である可能性があります。

これにより、スパーズは全体で16位、34位、36位、41位のピックになります。

理論的にはこれらをすべて活用して、そこで1人は有能な選手を獲得することができます。

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もう1つのアプローチは1巡目の後半ピックを所有するチームに、トレードダウンする意思があるかどうかを確認することです。

実際、さまざまな理由で興味を持っている可能性のあるチームがいくつかあります。

その理由はサラリーキャップに空きがなく、契約金が保証されている1巡目指名権よりも保障されていない2巡目指名権を望んでいるというシナリオがあります。

また現在優勝を狙うチームは育成よりも即戦力の補強を優先します。

それらに該当するチームは

22位指名権を持つレイカーズ

25位指名権を持つクリッパーズ

26位指名権を持つナゲッツ

29位指名権のフェニックスサンズ

30位指名権のユタジャズ

31位指名権のミルウォーキーバックス

が挙げられます。

それらのチームはドラフトピックが1つだけあります。

それらのチームのいずれかが、スパーズの2ラウンドピックのコレクションと自分のピックを交換することをいとわないかもしれません。

ゴールデンステイトウォリアーズ

ウォリアーズは7位指名権と14位指名権とロッタリーピックに二つのピックを持っています。

しかしウォリアーズはこの二つの指名権を活用して即戦力選手の獲得を目指しているようです。

は現在育成よりも勝利を優先するということをGM が明言しています。

またウォリアーズはラグジュアリータックスをオーバーしているため、 高額サラリーになっているウィギンスや上手くフィットしていないワイズマンを指名権とセットでサラリーキャップに余裕があるチームにオファーをする可能性があります。

そのターゲットがスパーズになるかもしれません。

もしスパーズがトレードを行う場合は、今シーズンにマーキースクリスの契約を引き受けてウォリアーズを助けている為、見返りが大きくなるように交渉して欲しいですね。

ただ今回のドラフトは7位から20位ぐらいまでは選手の順位が一定ではないので、 そこまでの価値がない可能性があります。

まあしないだろうけど…

トレードダウンはスパーズにとって私の好ましいルートではありませんが、カイジョーンズのような選手が16位で利用可能であり、複数の2巡目のピックを使用して1巡目指名権とトレードバックできるとスパーズが信じている場合、 興味深い内容になるでしょう。

レナードの前例もあるのでフロントを信じましょう。

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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