オフシーズンにどう動くべき?〜スパーズのニーズを考える〜

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スパーズはシーズンに入っていますがまっ先に最初に取り組む課題があります。

それはロスターの整理です。

ここ2シーズン、スパーズは様々なロスターの問題を抱えていました。

今年のオフシーズンは7人のロスタースポットが空いて、5000万ドル以上のサラリーキャップの余裕があります。

今シーズンのオフが最もロスターの柔軟性が高いオフシーズンです。

現在のロスターで問題となっていた3つポイントをあげます。

目次

アウトサイドシュート

アウトサイドシュートが課題であることはスパーズファンの方ならほとんどご存知だと思います。

3P成功率はリーグ24位で終了しました。

また3ポイント成功数が一桁で終わった試合はほとんど勝つことができませんでした。

ホワイト、ロニーなど若手でも積極的に3ポイントシュートを打つことができる選手はいます。

ほかの選手たちも成功率を上げることで改善する要素もありますが、シューターと呼べる選手はおらず、もう少し層を厚くする必要があります。

その問題に対してはまずはドラフトで 改善を期待できる選手があります。

ゴンザガ大学のフォワード、コーリーキスパートは優れたシューターで3ポイントシュート成功率44%を記録しています。

他にもスリーポイントシューターには、フランツ・ワグナー (38.4%) も挙げられます。

サイズ不足

先ほどドラフトで挙げた3選手は全員203cm以上の選手です。

このシーズンはスモールボールで戦っていきましたが、 サイズ不足が仇となっていたのは一目瞭然でした。

シーズン中はケルドンジョンソンがパワーフォワードのポジションに入っていましたが、本来のポジションはスモールフォワードもしくはシューティングガードです。

ケルドンジョンソンの登録身長は196 cmです。

さすがにアンソニーデイビスやケビンデュラント、ジェイソンテイタム、 シアカム、ポルジンギスなどのサイズがあるスター級の選手とマッチアップするには厳しいです。

現在ロスターには2mに満たない選手がほとんどであり、206cm以上の選手はユーバンクス、サマニッチ、ヤコブの3人しかいません。

将来に向けてサイズがある選手は必須です。

ディフェンスだけではなくオフェンスリバウンドが24位だったチームの底上げにつながります。

パワーフォワード

サンアントニオスパーズは長年レジェンドのティムダンカン、ラマーカスオルドリッジというスター選手がいるおかげで頼ってきました。

しかし今シーズンパワーフォワードのポジション が一番の弱点となってしまいました。

パワーフォワードのスターターとして起用されたケルドンジョンソンは、キャブス戦では 20-20 を記録して、シーズン通して元気な姿を見せましたが、 先ほども書きましたがパワーフォワードはケルドンのポジションではありません。

チームはサマニッチの潜在能力にかけているのかもしれませんが、それでもパワーフォワードのポジションにはまだまだ層の厚さが必要です。

そのためにはドラフト、フリーエージェントで選手の獲得が必要です。

ドラフトでは優秀なパワーフォワードが豊富です。

もしトップ4を獲得できた場合、次世代のビッグマン、エヴァン・モブリーがいます

12位指名のポジションでも

パスセンスと攻守でエネルギーがあふれるスコッティ・バーンズ

高いポテンシャルを持つカイ・ジョーンズ

素晴らしいディフェンスツールを持つウスマン・ガルバ

など、魅力的な選手が多いです。

これらの選手達を指名してスターターもしくはバックアップで起用するという手もあります。

またフリーエージェントでもジョンコリンズ、ラウリーマルケネン、 ジャレットアレンと若手の実績がある選手もいます。

もしくは実績のあるケリー・オリニク、サージ・イバカ、ジェフ・グリーンなどベテランの選手を契約してポジションの層を厚くすることもできます。

今後ドラフトやFAの情報を詳しくまとめる予定です。

楽しいオフシーズンを期待しましょう。

引用元:News4sanantonio

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