オフシーズンのスパーズ② ~補強終了~

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 今年のオフはNBA史上最もスター選手の移籍が多いシーズンでした。

 

ここ数年はスーパーチームを作って戦力が集中してしまい、面白みに欠けるシーズンが続きましたが、このオフで各チームでスターデュオを結成して戦力が分散されましたね。

 

また日本人選手も2人もリーグに所属するため、来シーズンはかなり盛り上がるのではないでしょうか。

 

 

そんな中スパーズは例年通りロスターに合った必要な選手を補強しました。

 

他のチームの派手な移籍が多いので逆に目立ちますね。

 

まぁそれには事情がありまして…順序を追って説明していきますね!

 

 

 

 

 

昨シーズン終了時の状況

 

以前のブログに記載していますが、来シーズンのスパーズはサラリー、ロスターにほとんど空きがありません。

 

そのためサラリーを圧迫しないように限られた範囲内での補強を行う予定でした。

 

 

 

 

 

 

またこの夏にデローザンが追加の延長契約を結ばなければ、あと2年でベテラン勢の契約がほぼ終了します。

 

その後マリー、ホワイト、パートルの有望な若手勢の契約更新が待っています。

 

プレーオフには出場していますが、チームは世代交代を進めていて、再建中です。

 

サラリーについては↓のサイトに詳しく載っています。

 

 

 

補強の優先順位

 どのファンサイト、SNSを見ても、

 

① ゲイの再契約

② ウイングディフェンダーの補強

③ インサイドプレイヤーの充実

 

があげられていました。

 

昨シーズンはディフェンスが崩壊していたのでディフェンダーの補強は必須条件でした。

 

またゲイほどの得点のあるウイングはなかなかいないので再契約は必要でした。

 

 

ロスターの変更

IN

Dキャロル  (ネッツFA)

Tライルズ  (ナゲッツFA)

Lシャマニッチ(ドラフト1巡目19位指名)

Kジョンソン   (ドラフト1巡目29位指名)

Qウェザースプーン(ドラフト2巡目49位指名)

*2Way契約

Dローソン  (ドラフト外) 

Dホームズ  (ドラフト外)

*非保証契約

    

OUT

Dベルタンス  (→ウィザーズ)

Qポンデクスター(FA)

Dカニンガム  (FA)

Dモティユナス (→海外)

 

NBAドラフトでは

現代型オールラウンドビッグマンのLシャマニッチ

3&Dのウイングになれる素質が高いKジョンソン

完成度が高くシュート力があるSGのQウェザースプーン

を指名しました。

 

よって以下のようなロスターとなりました。

ポール・ガルシア氏のチャートが一番しっくりきます。

 

 

 

 

 

最優先事項だった①ゲイの再契約ができました。

 

②ウイングディフェンダーの補強は優秀なベテランウイングディフェンダーである、Dキャロルを獲得して解決しました。

 

サラリーも格安ですし最高の補強となりました。

 

若手の指南役としても期待されます。

 

 

 もう1人得点力があり優秀なディフェンダーのMモリスと契約合意したはずでしたが、

数日後に契約破棄してニックスと契約しました。

 

そのロスター調整でDベルタンスがほぼ無償でウィザーズにトレードされました。

 

その補填でナゲッツから伸び盛りのオールラウンドなPFのTライルズを獲得しました。

 

今考えても非常に腹立たしいですね。

 

Tライルズに見返してほしいですね。

 

 コーチ陣の変更

 

IN

Tダンカン  (スパーズレジェンド)

Wハーディー (チームスタッフから昇格)

 

 

OUT

Iウドカ (→シクサーズ)

Eメッシーナ (→海外)

 

 長年の功労者であった二人が去った後、後任がどうなるか不安でしたが、まさかのレジェンドのTダンカンが就任することとなりました!

 

現役時代から戦術理解度が高かったため、非常に楽しみですね。

 

 

 

 来シーズンの展望

選手の補強は①ゲイの再契約②ウイングディフェンダーの補強はうまくいったので、よかったと思います。

 

シューターのベルタンスが抜けたのは痛いですが、Tライルズに頑張ってもらうしかないですね。

 

またデロザンもスパーズ2年目のシーズンになるので、より戦術理解が深まり質が高いプレーを披露できると思います。

 

 

 

あとはマレーの復帰は非常に大きな戦力アップに繋がります。

 

オールD2ndチームに選ばれたディフェンス力を思う存分に発揮してほしいです。

 

ヤングコアのホワイト、LウォーカーⅣ、フォーブス、パートルの成長も楽しみですね。

 

スターターがどうなるか気になるところです。

 

③インサイドプレイヤーの補強は今オフではありませんでした。

 

2Way契約のユーバンクスはサマーリーグでいい活躍をしましたし、メトゥとライルズ、非保証契約の選手でトレーニングキャンプから競争になると思います。

 

ケガ人の具合や結果が出なければ、トレードやバイアウトマーケットで補強するでしょう。

 

こう見てみるとポジティブな要素が多いですね。昨シーズンよりは勝利数を伸ばせると思います。

(管理人が楽観的なのもありますが…)

 

相変わらず世間の評価は低いですが、

 

 

 またドラフトで指名した選手達は1年間Gリーグで修行になると思います。

 

2年後までには戦力になってほしいですね。

 

最後に

 

デローザン、オルドリッジの移籍の噂がありますが、現時点で移籍が無ければ可能性は限りなく低いと思います。

 

ケミストリーを高めることに重点を置くチームなので、シーズン中に主要な選手のトレードはほとんどしません。

 

 

 

2人とも最後は元のフランチャイズに戻りたいと話しているため、2年後に契約が終了するまでにチャンピオンリングを手にしてもらいたいです!

 

ウエストは来シーズンさらに激戦区になりますが、スパーズに期待しましょう!!!

 

Go Spurs Go ! !

 

 

 

 

 

 
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