スパーズがドラフト8位指名権をトレードしたのは正解だったのか?

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サンアントニオ・スパーズがドラフト8位でロブ・ディリンガムを手放した決定は、多くの人にとって理解しがたいものでした。

ディリンガムは若くて大きな可能性を秘めた選手であり、特にビクター・ウェンバンヤマとのコンビネーションを期待する声も多かったからです。

さらにクリス・ポールの加入によってディリンガムが成長できる環境が整っており、チーム再建の重要なピースになると見られていました。

しかしポポビッチ監督とスパーズのフロント陣が目指しているのは、今だけではありません。

チームの目標は短期的な成功にとどまらず、ビクター・ウェンバンヤマが今後数年間で大きく成長すると見越して、7年先まで有望なドラフト指名権を確保しています。

もしチームが計画通りに成長すれば、自分たちの指名順位が下がることを想定しているのかもしれません。

賛否両論があった判断

当然この決定はファンの間に二つの大きな不満を生みました。

第一にチームの成長の鍵となると期待された有望な選手を見送ったこと。

第二に、チームが早急に結果を出せなければ、ウェンバンヤマのような才能がタイトルを争うチームに移籍するのではないかという不安が高まったことです。

スパーズは現在の若手グループに期待している

しかしスパーズのフロント陣は現在の若手選手たちに満足しており、彼らにより多くの出場機会を与える方針です。

また様々な手段を使ってチームを強化し、競争力を高めることを目指しています。

さらにスパーズは2031年までのドラフトで(2029年を除く)他チームの1巡目指名権を確保しており、今後数年でスーパーMAX契約を結ぶ選手が複数いる可能性がある状況でも、才能ある選手を継続的に追加していく方針です。

これによりチームが長期間にわたって競争力を維持し、ウェンバンヤマに対して組織の長期的なビジョンを示すことができます。

確かにロブ・ディリンガムはチームに大きな貢献をしたかもしれません。

しかしスパーズが長期的な目標を考え、ウェンバンヤマという希少な才能を最大限に活用することを優先しているのは理解できます。

スパーズは、年々新たな才能を発掘することで、新たな王朝を築くことを目指しており、これを実現するために複数の「宝くじ」を握っているようなものです。

引用元:Air Alamo

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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