シャンペニー「サンアントニオが大好き。3ポイントで貢献したい」

先日のサマーリーグで注目された2年目、ジュリアン・シャンペニーは7月に4年12Mの契約を結び、波乱のルーキーイヤーを締めくくりました。

シャンペニーは現在のロスターにおいて、コート上で非常に効果的な活躍ができる選手です。

シャンパニーはスパーズのメディアデーのインタビューで、自分の強みについて語りました。

バックカットやスペースの追求、それが得意とする部分だと思う。僕はモーションシューターで動き回りながらチームメイトが得点を決めるのを手伝う選手。そのサポートを提供するためにここにいるんだ。

ジュリアン・シャンペニー

シャンペニーの得意は数字はそれを裏付けています。

シャンペニーはスパーズの中でボールポゼッション当たりのボール保持時間が最も短い選手で、素早い判断力とアウトサイドシュートのスキル、そしてオフェンスシステムに適したフレームを持っています。

「サンアントニオにいられて幸せ」

コートの外ではサンアントニオのバスケットボール本拠地に落ち着いていて、幸せを感じています。

彼は2022年にドラフト外で入団し一時はシクサーズに所属していましたがウェイブされ、昨シーズン途中に再び2way契約でスパーズに加入しました。

ローテーションの中で機会を掴んだシャンペニーは、前回のパフォーマンスよりも力を発揮しました。

スパーズで15試合に出場して平均11得点、4リバウンド、3ポイントシュート成功率40.7％という成績を記録し、シーズンを終えました。

シャンペニーは今日のNBAでは高いレベルで3ポイントをシュートできる大型ウィングであり、複数のポジションを守り、ボールを持っているときに質の高い判断を下せる貴重な選手です。

リーグのショット追跡データによると、昨シーズンを通して彼が打ったミドルシュートはたったの8本で、打ったのは4本だった。

Julian Champagnie vs Portland Trail Blazers
(@JulianChampagn2)

24 PTS
5 REB
2 STL
8/14 FG
5/9 3P
+11 in 25 minutes.#Spurs W. #PorVida #NBA pic.twitter.com/PK8OgOTkNp

— A Walking Highlight (@11AWH) April 7, 2023

シャンペニーはメディアデーのインタビューで自分の強みとサンアントニオへの印象について語りました。

バックカットやスペースの追求、それが僕の得意分野。運動量が多いシューターとして周りを動き回って仲間に得点のチャンスを作るのが僕の役割なんだ。

だからそれをサポートするためにここにいるよ。

自分の努力が実を結んだことを知るのは気持ちいいね。まだ望むところには達していないと思うけど、自分がメッセージを発信しようとしたすべての努力が認められたというのは嬉しいよ。

【自分の持ち味について】

いろんな要素の一部だよ。ちょっとしたパス、ちょっとしたハンドリングもあるけど、もちろんバスケットボールのシュートが一番得意なスキルだよ。

守備面でも長身で高身長なので、役に立てていると思う。ただどんな局面でもチームのピースとして役割を果たそうとしているんだ。

コーチ[ポポビッチ]は常にボールを持たずに動くことを強調している。大学の時も同じように教えられたんだ。

バックカットもよくやっていたよ。大学ではバックカットから10ポイントを取ったこともあるんだ。

だから守備を読んで、誰がどこにいるのかを見るんだ。

リーグでの役割はオンボールのプレーが少ないから、守備陣はボールに注目しがちだよ。

あと正直に言うと3ポイントシュートが好きなんだ。コンテステッド（守備選手にマークされている）場面でも、オープンな場面でも、よく3ポイントシュートを選択するよ。

だから動き続けていると、3ポイントエリアでもシュートが打てるし、カットからレイアップを狙えるんだ。

ミッドレンジシュートを撃ちたくないわけじゃないけど、必要な場面は少ないから3Pが好きな僕には快適な感じだよ。

あと一番大切なのは、仲間やコーチ陣との信頼関係だよ。ほとんどのことが求められていることを知っているから、あまり質問はしないんだ。

2年目だから、まだ学ぶことはたくさんあるし、これらの面で成長し続けるつもりだ。

快適な状態でいると、もっと多くのことができて、もっと力を発揮できるんだ。求められることがあれば、それに応える用意があるよ。他のすべての面でも準備ができているんだ。

長くここにいたいんだ。サンアントニオが大好きだからね 。

組織、街、ファン、人々。

長い間ここにいるのが目標だよ

ジュリアン・シャンペニー

来シーズンはシャンパニーがスパーズとして最初のフルシーズンに臨む興味深いスタート地点となります。

ビクター・ウェンバンヤマ、デビン・ヴァセル、ケルドン・ジョンソンの周りを固める選手として、シャンペニーの適合性は明らかです。

ジェレミー・ソーハンやトレ・ジョーンズがハンドラーとなりやオフボールの動きが求められる場面でも、シャンパニーは彼の身長と機動性を活かして、ポジションの制約なしにプレーし、いつでもチームに貢献できるでしょう。

引用元: POUNDING THE ROCK