NBAのスーパースター、ケビン・デュラントは、ファンとの交流を大切にしている数少ない選手の1人です。SNS上でのユニークなやり取りは、彼の人間味を感じさせます。
最近、Xのユーザーがデュラントに「勝利したプレーオフシリーズで最も難しかったものは?」と質問したところ、彼はその答えとして、2012年のウェスタンカンファレンスファイナルでのサンアントニオ・スパーズとの対戦を挙げました。
2012年ウェスタンカンファレンスファイナル:スパーズファンにとっての苦い記憶
デュラントがこのシリーズを「最も難しかった」と語る理由は、バスケットボールの観点から見れば明らかです。
しかしスパーズファンにとってこのシリーズは忘れがたい苦い記憶でもあります。
スパーズといえば、2013年のNBAファイナル第6戦でレイ・アレンにクラッチショットを決められ、マイアミ・ヒートに逆転された試合がよく語られます。
しかし、それに先立つ2011-12シーズンもまた、スパーズにとってもう一つの「惜しいシーズン」でした。
当時スパーズはウェスタンカンファレンスで1位となり、レギュラーシーズン50勝を達成。
シーズン終盤の10連勝は平均得点差17.6ポイントと圧倒的な内容で、プレーオフでもその勢いを維持しました。
1stラウンドはユタ・ジャズを4戦全勝で下し、2ndラウンドではロサンゼルス・クリッパーズを同じく4戦全勝で撃破しました。
ファイナルでのマイアミ・ヒートとの対戦が期待される中、スパーズはウェスタンカンファレンスファイナルでオクラホマシティ・サンダーと激突。
シリーズ前半の2試合を勝利し、自信を深めたかに見えました。
しかし第3戦から状況は一変。ジェームズ・ハーデンがシリーズを通して3ポイント成功率60%という驚異的な活躍を見せ、ケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックとのトリオがスパーズのディフェンスを粉砕しました。
スパーズはその後4連敗を喫し、シーズンが終わりました。
スパーズファンにとってのもう一つの「もしも」
このシリーズは、スパーズファンの間であまり語られることはありません。
しかし、2013年のレイ・アレンのショットと同様に苦しい記憶です。「あのシリーズで勝っていたら、三連覇も可能だったのではないか」という思いが、心のどこかに残るからです。
デュラントがキャリア170試合以上のプレーオフゲームの中で、このシリーズを特別に挙げたことはスパーズへの敬意とも言えます。
しかし、スパーズファンとしては、できれば思い出したくない試合の一つです。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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