スパーズ通知表も あと少しとなってきました。
マッツです。
スパーズ通知表11回目です。
今回はオフボールのマジシャン、 マルコベリネッリです。
今シーズンの成績
34歳のベリネッリは57試合に出場して平均15.5分の出場で6.3ポイント、1.7リバウンド、1.2アシスト、FG成功率39.2%、3FG成功率37.6%、FT成功率 82.3%を記録しました
ハイライト
ベストゲームは ホームのヒート戦です。
大事な時間帯での得点とフリースローを確実に沈めてチームを勝利に導きました。
良かった点
クラッチタイムで力を発揮
ベテランのベリネリはチームに貴重なシューターとしてローテーションの一角を担いました。
主にセカンドユニットでプレイしてオフボールムーブとパッシングゲームが連動する試合のリズムを作りました。
パティとのコンビは爆発力があり、何度もチームのピンチを救いました。
特にクラッチタイムでは試合を決める アウトサイドシュートを何本も沈めて勝負強さを発揮しました。
高い戦術理解度とオフボールムーブで味方のスペースを作り出しました。
出場時のネットレーティング、プラスマイナスの数値も悪くありません。
改善が必要な点
厳しいディフェンス評価
ベリネッリはフォーブスとともに貴重なシューターでしたが、 同時にディフェンス面で大きな穴になっていました。
ディフェンス評価の指標であるディフェンシブボックスプラス/マイナスは-2.0を記録しました。
今シーズンディフェンスで苦しんだスパーズの中でフォーブスに次ぐ2位の数値です。
この数字はリーグの下位1/4に入ります。
ディフェンスやリバウンドで相手チームから狙われる場面が多く、出場している時間はファンはヒヤヒヤしていました。
シュートスランプに苦しむ
フォーブスと同じくベリネッリは今シーズン2016年以来ワーストのFG成功率を記録しました。
特に序盤は3P成功率が3割を切り、オフェンスに苦労しました。
得意のポンプフェイクが機能せず、ミドルレンジからのタフショットを打たされていました。
そのためシュートセレクションにも理解が苦しむ場面もありました。
2014年の優勝メンバーとはいえ、その時のパフォーマンスからするとコンディションは程遠く、同じポジションのロニーやケルドン、キャロルの起用を望む声が非常に大きかったです。
総合評価
総合評価:D
フロアスペースを広げるアウトサイドシュート力とオフボールムーブは貴重なオプションでしたが、 それ以上に起用のデメリットが目立ってしまった苦しいシーズンでした。
ただパティとの相性はとても良く、セカンドユニットの起爆剤としてチームを救った場面も多く見られました。
対戦相手によって相性が分かれる点や波が激しいところを考慮すると、シーズン中断直前やバブルの時のように対戦相手によって起用するか決める方が良さそうです。
味方を生かすことができ、エゴもなくて球離れもいいのでロスターの11~12番目の選手がベストですね。
今後の展望
ベリネッリはオフシーズンはFAになります。
ベリネッリはチームのほとんどの選手よりもサンアントニオ・スパーズのシステムの経験が豊富です。
サンアントニオの2014NBAファイナルでのチャンピオンシップの経験を持つ2人のプレーヤーのうちの一人であり、経験と知識は深いものです。
そのためにベリネッリはベテランミニマム契約でスパーズに戻る可能性も高いです。
シーズン開幕前はスパーズに残りたいと話していました。
若手の手本としてチームをサポートする姿勢も評価されていました。
オーランドバブルでは3P成功数14/29と本来の調子に戻っていました。
ただ厳しい意見が多いことも事実です。
フォーブスと同じく現時点ではディフェンスが課題のスパーズに留まるよりも、ディフェンスが良くてスター選手がいるチームの方がより輝くと思います。
3年前のシクサーズに所属している時は素晴らしい働きでした。
また年齢のこともあるので母国イタリアに戻るかもしれません。
ファンとしては複雑な心境ですが、来シーズンもNBAでまたオフボールアンクルブレイクをまた見せてほしいですね。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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