今シーズンの成績
22歳のヴィースキャンプは29試合に出場して平均7.1分の出場で2.1ポイント、0.5リバウンド、0.3アシスト、3P成功率32.6%を記録しました。
ベストゲーム
ベストゲームはゲーム36のラプターズ戦です。
キャリアハイの13ポイントを記録しました。
ガベージタイムでの出場でしたが、 積極的に3ポイントを放ち、3P成功率3/5を記録しました。
良かった点
貴重なシューターとして成長を見せる
ヴィースキャンプはチーム待望の若手シューターとして、 2021年ドラフト41位でスパーズに加入しました。
主戦場はGリーグのオースティン・スパーズでした。
シーズン序盤はシュートスランプに苦しみましたが徐々に順応すると、最終的には3P成功率37.1%と記録しました。
ソルトレイクシティ戦ではキャリアハイの30ポイントを記録しました。
またシューターとして必要なことを学び続けています。
シュートの成功率を上げるよりもシステムの下でシュートクリエイトできるかに重点を置いています。
またリバウンドの意識も高く、平均5リバウンドに近い数値を残しています。
ハードワークもできて運動量も多い印象です。
シーズン中盤以降は一時ローテーションの一部としてプレーしました。
シューターとしてオフボールムーブを意識してチームのスペーシングを助けました。
シーズン序盤はかなりディフェンスで苦しんでいましたが、シーズンが進むにつれて、 ポジショニングが改善し徐々にディフェンスも対応ができてきた印象です。
改善が必要な点
NBAのクイックネスに対応できるか？
大学時代はトップクラスのシューターとして活躍したヴィースキャンプですが、 NBA でのプレーにはいくつかの試練が待っていました。
ディフェンスではクイックネスがある選手とマッチアップした際に横方向の動きに対応できず苦労しました。
またオフェンスではまだ大学時代のようにはスペースを作り出せず苦労していた印象です。
まだまだ学習段階であるため来シーズン以降の成長に期待です。
本人もそれを十分理解できており、肉体改造やゲームスピードへの対応を課題として取り組んでいます
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総合評価
総合評価: C
スパーズの将来を担うシューターとして学習のシーズンでした。
オースティンでは十分な活躍ができていたので、NBAでシューターとしての自信を保ち、どれだけ適応できるかがカギになりそうです。
今後の展望
ヴィースキャンプは昨シーズン2way契約で開幕を迎えましたが、シーズン途中に通常契約へと切り替わりました。
先日スパーズと2年4.4Mで契約を結びました。
オフシーズンはサンアントニオのコーチングスタッフとともにワークアウトをする機会が多く、来シーズンの準備も進んでいるようです。
マクダーモットの去就次第では早々にローテーション入りする可能性も十分あるでしょう。
チームの将来を担うシューターとして活躍を期待しています。
引用画像：San Antonio Spurs Photo Galleries
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