フリーエージェントが解禁されて数日間が経ちましたが、スパーズは例年にないほど積極的な動きを見せています。
また選手との契約交渉もスピーディーに行われているようです。
先日デローザンは シカゴブルズとサイン&トレードで合意しました。
このトレードが合意する前に非常に気になる動きがありました。
サンアントニオの現地時間午後1時47分、サンアントニオスパーズのオールスターであるデマー・デローザンがフリーエージェント解禁初日にクリッパーズとミーティングする予定である、と報告されました。
しかし現地時間午後3時1分にシカゴブルズとサインアンドトレードを同意しました。
デローザンはFA解禁前、故郷のロサンゼルスに戻り優勝を狙いたいと強調していました。
クリッパーズとのミーティングは理にかなったことでした。
ただしクリッパーズはデローザンと新しい契約を結ぶためのサラリーの空きはほとんどなく、 獲得するには格安契約を結ぶか、サイン&トレードしか方法はありませんでした。
しかもサイン&トレードでクリッパーズから提示できる選手はルーク・ケナードとイビチャ・ズバックしかおらず、 ドラフト指名権もほとんど持っていないため、スパーズ側にメリットがないトレード案しかありませんでした。
それから、カワイ・レナードと デローザンがタッグを組むことで同じカンファレンスに スパーズにとって非常に強烈なチームが形成されることが予想されてました。
クリッパーズはブルズとスパーズによる速いトレード交渉のおかげで遅れを取りました。
クリス・ヘインズは、Yahoo!のストーリーでその時系列について話しました。。
クリッパーズの首脳陣はデマーの家に向かう途中だった。
ブルズのおかげで物事はもう少し面白くなった。デローザンのエージェントはクリッパーズ配慮して、電話をかけた。
「よく聞いてほしい。時間を無駄にしないようにしよう。あなたたちへの敬意を評して、この会議をキャンセルしよう」
と話した。
クリッパーズはデローザンを獲得するためにトレード交渉でたくさんの時間と代償を支払わなければならなかった。
なぜかというとデマーはどちらのLAのチームからのMLEでの契約、または深刻なサラリーカットオプションを検討するつもりはなかったからだ。
-クリス・ヘインズ
クリッパーズに長期間交渉してもデローザンを獲得できる可能性はほとんどないことを伝え、スパーズがシカゴとのトレードを早く成し遂げたのは良いことです。
クリッパーズと交渉する余地を 与えなかったことでスパーズもフリーエージェント解禁後の貴重な時間を失われず理想の補強ができました。
フロントが素晴らしい仕事をしたと思います。
今後もまだ動きがあると思うので見届けていきましょう。
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