開幕から20試合が経過
シーズンの1/3を経過しました。
開幕から調子が上がらず、連敗が続いて暗いムードが漂っていたスパーズですが、ここ数試合は内容も良く復調の兆しがあります。
特に開幕から好調を維持している選手たちを取り上げたいと思います。
デマー・デローザン
ディフェンス面やクラッチタイムのミスで批判を浴びることがあるデローザンですが、それだけ注目されている証拠です。
今シーズンは様々な面でキャリアハイの数字を残しています。
オフェンスはデローザンの恩恵を受ける場面が多くみられます。
Despite hitting his first three of the calendar year on Friday, here are DeMar's numbers so far this season vs his career highs:
FG%: 52.6 / 49.8
TS%: 58.3 / 55.5
eFG%: 52.8 / 50.2I invested a normal amount of words into why and what factors may keep him on that track. https://t.co/YlrQIbPuki
— Bruno Passos (@bouncepassos) 2019年12月1日
eFG%とは,3Pシュートが2Pシュートの1.5倍の価値を持つ事実を通常のFG%に反映したスタッツです。
TS%はシュートの効率性を表す数字です。二つともよく似ています。
その要因として挙げられるのが、昨シーズンと比べるとリングに近いポジションでシュートを打てているということです。
最も効率の悪いショットであるミッドレンジのプルアップを1.5本減らしました。その数は8.2から6.7に減少し、それは彼が通常40代後半にヒットする2ポイントショットなので重要です。それらをリムでより多くのショットと交換することは、彼のゲームに適合する数学的なアップグレードです。
Basketball Referenceによると、3フィート以内の試投数は2年目以来の最高であり、平均ショット距離(10.1フィート)はルーキーシーズン以来の最低です。彼は常にペイントにたどり着くのに精通しているが、リムアタックが増えることでより昨シーズンよりも高いフリースローの回数をもたらすのに役立つ可能性が高いです。
先日のLAC戦では3Pも決めました。またディフェンスでも改善の兆しが見えていました。
今後に期待です。
【スポンサードリンク】
パティ・ミルズ
今シーズン何度も苦しい場面でチームを助けてくれています。
スターターが作ったビハインドを何度も取り戻してくれました。
Patty Mills been having a great season and it’s kind of gone under the radar with Spurs fans.
Career high 11.5ppg on a career high 47.9% shooting and career high 44.3% from 3. 2nd highest PER of his career.
Appreciate you @Patty_Mills
— Joey Wilkinson 🏁 (@AssassinateHate) 2019年11月30日
得点・FG成功率ともにキャリアハイの数字を記録しています。
W杯の好調をそのまま保ってくれています。
序盤はもたついていましたが11月から素晴らしい活躍をしてくれています。
特にミルズがうまくやったことの1つは、彼がボールを持ったときの意思決定をより迅速に行っているということです。彼はオーバードリブルする傾向があり、ショットクロックを進ませていました。しかしミルズはためらうことなくシュートを撃っている、または先にオープンの選手をを見つけることがよくあります。
また意外なことにディフェンスで機能しています。平均0.9stlはキャリアハイの数字です。
サンプル数は小さいですが、チームで4番目にいいディフェンスレーティングを記録しています。(3位はまさかのベリネリ!?)
ミルズはベテランのリーダーシップの役割をますます受け入れています。最近トレードの噂が後を絶たないスパーズですが、ミルズが安定性をもたらすことの重要性はかつてないほど高まっています。
ヤコブ・パートル
先日の記事でも書きましたが、パートルがスターターに入ったことでディフェンスが安定しました。
スタッツは平凡ですが、日に日に存在感が増しています。
ロールマンとしてリーグトップクラスの評価を得ています。
ここ数試合ではリムプロテクターとして機能しており、ディフェンスの安定化に繋がっています。
パートルがコートにいるだけでFG%が低下します。
Opponents are now shooting 12.7% worse at the rim with Jakob Poeltl on the floor per CTG.
That places him in the 99th percentile among big men when looking at opponent accuracy at the rim.
— Paul Garcia (@PaulGarciaNBA) 2019年11月30日
LAC戦ではスクリーンでの貢献度が非常に高かった。
Jakob Poeltl led the Spurs in screen assists and points off screen assists against the Clippers and he only played 15mins. This guy was the 9th overall pick in 2016 and has the 3rd highest VORP from that draft behind Simmons and Siakam. 2nd highest BPM, and 6th most win shares.
— Joey Wilkinson 🏁 (@AssassinateHate) 2019年11月30日
まだキャッチミスが多くたまに信じられないミスもありますが、ダンカンACに指導を受けながら改善してきています。
今後に期待です。
この三人に加えてさらにブレークする選手が出てくると、プレーオフ進出に大きく近づくでしょう。
特に加入して間もないキャロル・ライルズ、2年目のロニーに期待しています。
応援しています!
引用記事・画像:
Patty Thrills: How the Man From Down Under Has Been Lighting It Up
▼ たまにポチっとしていただけると、モチベーションがさらに上がります。
#NBA
#バスケットボール
#サンアントニオ・スパーズ
#GO SPURS GO
コメント