スパーズ浮上のキーマンとなるか?
スパーズは開幕から20試合経過した時点で、7勝13敗と今までにないほどスロースタートな序盤戦となっています。
心配な戦い振りもありましたが、チームは徐々に調子を上げてきています。
先日のロケッツ戦では22点ビハインドをひっくり返して大逆転勝利を収めたスパーズです。
その原動力となったのは2年目のロニー・ウォーカーです。
その勝利をきっかけにスパーズの浮上を期待するファンは非常に多いと思います。
実はそれには前例がいくつかあります。
去年の今頃は?
実は昨シーズンの浮上のきっかけとなった時期と場面が今シーズンと類似しています。
昨シーズンの12月5日の時点でスパーズは11勝14敗と調子が上がらずにいました。
今年以上に内容が悪い試合が多く、 3試合連続ブローアウト負けを喫したこともあり、プレーオフ進出がもう難しいのではないか?という声が上がっていました。
しかしスパーズはそれ以上に借金を背負うことなく、徐々に 調子を上げていき、周囲のネガティブな意見を振り切ってプレーオフを掴み取りました。
そのきっかけは当時2年目だったデリック・ホワイトが、控えからスターターに抜擢されたことです。
それまでは新加入のベテラン、ダンテ・カニンガムが 3番ポジションに入っていましたが、 オフェンス面での貢献が厳しく、ディフェンス面でもスピードのある選手のマッチアップに苦戦していました。
デリック・ホワイトがラインナップに入ることにより、オフェンス面ではそれまでゲームメイクも全て担っていたデローザンの負担を減らし 、ディフェンス面では 相手のエース級の選手に マッチアップして苦しめていました。
Derrick White 2018-19 Season Highlights [HD]
ホワイトの活躍は同年代のフォーブス、ヤコブにも波及しました。
今では3人ともチームの核になる選手に成長しました。
他にも!
また時期は多少異なりますが 2017-18 シーズンも共通点があります。
当時カワイ・レナードの復帰の目処が立たない中、チームは深刻な得点力不足に 陥っていました。
そこで当時2年目のデジョンテ・マレーが頭角を表しました。シーズン途中にトニー・パーカーからスタメンの座を勝ち取りました。
特にディフェンス面での貢献が著しく、アンダーソン、グリーンとともに、しぶといディフェンシブなチームを作り出しました。プレーオフ進出に大きく貢献しました。
マレーは史上最年少でオールディフェンシブ2nd チームに選出されました。
Spurs PG Dejounte Murray 2017-2018 Season Highlights ᴴᴰ
スパーズの浮上のカギは2年目の躍進が関係しているようです。
2年目でブレイクアウトした選手がロスターに2人もいます!
今年もそうなるように楽しみにしています。
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