今シーズンの成績
30歳のマクダーモットは55試合に出場して、平均24.0分の出場で11.3ポイント、2.3リバウンド、 3P成功率42.2%を記録しました
ベストゲーム
GAME 45 サンダーです。
チームハイの20ポイントをあげました。
3Qだけで4本のスリーポイントを沈めました。
マクダーモットのオフボールムーブで攻守で連動感が増し、相乗効果を生み出した試合でした。
良かった点
新しいオフェンスのオプションに
マクダーモットは昨年のオフにスパーズへ加入しました。
チーム念願のシューターとして、シーズン序盤から自分の持ち味を発揮しました。
ハーフコートオフェンスではスクリーンを活用しながらコートを走り回り、オープンになると積極的に3を放ち高確率で沈めていました。
特にマレー&ヤコブと同時起用するとチーム最高のオフェンスレーティングを記録しました。
ただチームにディフェンスのマークを集中できるスコアラーが不在で、 ディフェンダーがうまく剥がれずタフショットが目立ちましたが、それでも42.2%と高確率を維持できたのはさすがです。
またアウトサイドシュートだけではなく、オフボールムーブからのカットでリム周辺でのフィニッシュも多く沈めました。
ただシーズンを通してケガが多く、序盤は7試合欠場すると後半戦に再び欠場が続き、 チームとの連携を深める時間が短かったのが残念でした。
その他の点としてはマクダーモットのオフボールムーブは若手達の良い見本になっているようです。
特にヴァセルやヴィースキャンプなどのシューターは、マクダーモットのオフボールムーブを学んでいるようです。
開幕前のインタビューでも若手に良い影響が与えることができればいい、と話していました。
改善が必要な点
ディフェンスの不安を隠せず
オフェンス面では効率的な活躍を続けていましたが、それ以上に弱点も目立ちました。
ディフェンス面では相手の標的にされる場面が多く、クラッチタイムではほとんど起用されませんでした。スパーズのメインローテーションプレイヤーの中で、最もクラッチタイムの出場時間が短い選手でした。
ディフェンスレーティングにおいては118.0とチームワーストの数字でした。
またマクダーモットはシーズンの残り15試合を欠場しましたが、チームは好調を維持していました。
ディフェンスの懸念点に関してはマクダーモット本人だけではなく、チームディフェンスが優れていないチーム状況も問題でした。
チーム全体でカバーしていきたいところです。
総合評価
総合評価:C
マクダーモットはキャリアを通じてオフボールムーブと高確率のアウトサイドショットを武器に生き残ってきました。
ただ今シーズンに関しては健康状態の維持と、ディフェンス面での不安が強く表に出てしまいました。
来シーズン開幕に向けてコンディションの維持と連携の構築を高めて欲しいですね。
今後の展望
マクダーモットは昨年オフに結んだ3年契約の2シーズン目となります。
現在のチームで貴重なシューターとして必要な存在ですが、再建に突入したチームにおいて30歳のマクダーモットはチームの未来像に入っているかは微妙です。
そのため度々トレード候補の名前に上がっています。
シューターの需要は依然として高く、特にタイトルコンテンダーのチームから重宝される存在です。
そのため将来の1巡目指名権もしくは、若手選手とのトレードも十分ありえるでしょう。
ただ戦力としては貴重です。
マクダーモットのオフボールムーブは若い選手たちの見本になりますし、ディフェンス面の問題についてはセカンドユニットでの起用に変更することで改善できると思います。
本人もサンアントニオスパーズでプレーするのが夢だったと語っているので、個人的にはずっとスパーズでプレーする姿が見たいです。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
初回限定20%OFF!完全栄養の主食 BASE FOOD スタートセット
YouTubeもやっています!
▼カンパしていただけるとすごくモチベーションが上がります!▼
▼ たまにポチっとしていただけると嬉しいです ▼
#NBA
#バスケットボール
#サンアントニオ・スパーズ
#GO SPURS GO
コメント