サンアントニオスパーズは前半戦を終えて大方の下馬評を覆して、18勝14敗と好成績を残しています。
評論家の中でもスパーズが7位に位置すると思っている人は少なかった印象です。
激戦のウエストでこれだけの成績を残していてもサンアントニオスパーズは相変わらずの過小評価されています。
デマー・デローザンは明らかにAllstar レベルで素晴らしい成績を残しているのにも関わらず、オールスターに選出されませんでした。
全米放送は一度も予定されていません。
スモールマーケットチームの宿命ですね。
その中でも最も過小評価されている選手がいます。
それはセンターのヤコブ・パートルです。
今シーズンキャリアベストのシーズンを 送っています。
平均 23.8分の出場で6.5ポイント7.8リバウンド、 1.6ブロックを記録しています。
オルドリッジが怪我で離脱した後はスターターに定着して出場時間が伸びてきています。
主要スタッツだけ見ても驚異的な数字では特にありませんが、ヤコブの貢献度は細かいスタッツ( アドバンスドスタッツ)を見ると著明にわかります。
それはディフェンスでの貢献度の高さです。
オールディフェンシブチームに選ばれてもおかしくない理由
今シーズンサンアントニオスパーズは前半戦を終了した時点で、ディフェンシブレーティングで9位に位置しています。
昨年の25位と比べると大幅な改善を見せています。
優秀なウイングディフェンダーが出場する時間が長くなったことや、チームディフェンスが全体的に改善したことも影響していますが、そこまで引き上げた要因としてヤコブの貢献度が高いです。
どのような点で貢献度が高いのかをピックアップしていきます。
対戦相手のFG成功率をチームで一番低く抑える
ヤコブは7フィッターのビッグマンですが優れた機動力を持ち、どんなマッチアップが相手でもミスマッチになることはありません。
ヤコブはスパーズのローテーション入りしている選手の中でマッチアップした相手のFG成功率が 40.4%と一番低いです。
サンプル数も非常に多く信頼できる対人ディフェンダーとしてチームの大きい武器になっています。
2Qのラインナップは大きな武器
先日の記事でも紹介しましたが、 スパーズのセカンドユニットは驚異的な数字を残しています。
スパーズは2Qで対戦相手に100ポゼッションあたり96.5ポイントしか与えていません。
これはリーグダントツで1位の記録です。
2位のチームは102.7ポイントです。
このラインナップにも大きく貢献しているのがヤコブです。
リムプロテクターとディフェンシブアンカーとして強力なディフェンシブラインナップの要として機能しています。
今後スターターの時間が長くなることが予想されますが、 今までスパーズの弱点だった スロースターターのディフェンスを引き締める役割を期待しています。
真のディフェンダー
ヤコブのディフェンスが素晴らしいことはスパーズファンならご承知の事実ですが、 他のNBAファンも見逃せない数値を記録しています。
ディフェンダーとしての指標であるDRPM(ディフェンシブリアルプラスマイナス)という指標がありますが、ヤコブは NBA全体で3位の記録です。
また様々なディフェンシブ評価の指標でヤコブがほぼ上位トップ3の記録を持っています。
※ BPM
チームへの貢献度を表す指標
※ RAPTOR:
オフェンス評価とディフェンス評価を数値化したスケール
ディフェンス力だけではなくスクリーンアシストなどダーティーワークでもチームに非常に貢献してます。
先日のブログ ヤコブのオフェンスリバウンドはチームを救うの回で投稿しましたが
今シーズンのスパーズはヤコブの活躍とともに勝利に比例しています。
コロナウイルスの影響で欠場者が相次いだ前までの成績ですが、
ヤコブが9リバウンドを記録した試合は4-0
3ブロック以上の場合は4-1
5回以上ディフェンシブリバウンドを記録した試合は5-1
26分以上試合に出場した場合は5-0
これだけチームの勝利に直結してディフェンスの数字で軒並み上位に入っていることをNBAファンは見逃しません。
それでも過小評価されてしまうのがスパーズの選手です。
後半戦に入るとスタメンに定着して出場時間が伸びると思いますのでさらに存在感が増すでしょう。
マレーと共にオールディフェンシブチームの選出に期待です。
後はイリーガルスクリーンの改善とフリースロー成功率の向上に期待です。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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