長かったスパーズ通知表もクライマックスが近いです。
マッツです。
今回はスパーズの破壊王?ことドリュー・ユーバンクスです。
今シーズンの成績
Gリーグのオースティンでは 22試合に出場し平均23.3分の出場で15.8ポイント、6.2リバウンド、1.1スティール、1.5ブロック、FG成功率62.0%を獲得しました。
サンアントニオでは、22試合に出場して平均12.4分の出場で4.9ポイント、3.9リバウンドを記録しました。
ハイライト
ベストゲームはバブルでのナゲッツ戦です。
キャリアハイの12点を記録しました。
リバウンドやプットバックで存在感を見せました。
良かった点
献身的なプレーでインサイドの穴を埋める
ドラフト外でスパーズに入団して2年目のユーバンクスですが、シーズンの大半はオースティンで過ごしました。
チームのインサイドの柱として必要不可欠な存在でした。
GMからはフィジカルでハードにプレーができて、努力も惜しまないし非常にタフネスが強い。 どこのチームにでも勧めることができる存在だ、との評価でした。
NBAではインサイドに怪我人が出るたびにコールアップされました。
オーランドバブルでは主力インサイド陣の負傷に伴い、出場機会が増えました。
控えセンターとしてプレーしました。
バブル序盤はかなり苦労しましたが徐々にNBAのレベルに慣れてきました。
やや判断に戸惑いが見られる場面もありましたが、ハッスルプレーと豊富な運動量でチームに必要なエネルギーを与えました。
大学時代はもともと走り幅跳びの選手として活躍していたので、インサイドでの跳躍力は優れており、リムプロテクターとしても活躍しました。
ペイント内のシュートタッチが良く、フリースローのタッチも優れています。
FT成功率は79%と高く、試合終盤でも使用することができます。
ユーバンクスはチームへの忠誠心とエネルギーを持っています。
やるべきことが分かっており、やれることを全力で取り組む姿勢が見られます。
改善が必要な点
オフェンスのオプションを増やす必要
ユーバンクスはオールドスクールなインサイドプレイヤーです。
オフェンスのオプションとしてチームの方針もありますが、リム周りが中心となっています。
アウトサイドショットを習得できれば、フロアスペーサーになることができます。
本人も自覚しているようです。
NBA の試合でも3を沈めています。
フォームもいいので期待できそうです。
他の課題としてビッグマンの宿命ですが、ディフェンスのフットワークがやや重たい点が挙げられます。
それでも懸命にシュートチェックをしていたので改善の余地はありそうです。
フットワークを改善してアウトサイドシュートを身につければ 、バックアップセンターとしてかなり優位に立つことができるでしょう
あとは…
フィジカルな故に相手選手ともめる場面が多くなりそうで心配です(汗)
総合評価
総合評価:B
オーランドバブルでは予想以上にインサイドの穴を埋めることができました。
泥臭く高い献身性はポップからの評価が非常に高く、同じ若手のビッグマンであるメトゥ、サマニッチよりも先にローテーションを勝ち取りました。
高校まで野球や陸上をしていたので、バスケットボールの経験自体が短く、スキルはまだまだ発展途上です。
それだけ伸びしろがあると思います。
ボストンのダニエルタイスのようなビックマンに成長すると楽しみですね。
今後の展望
ユーバンクスはウェザースプーンと同じく2way契約です。
来季の契約は保証されていません。
ただオーランドバブルでの献身的で泥臭いプレーを見ると、ぜひ本契約でロスターに加入して欲しい存在です。
ヤングコアとは非常にマッチすると思います。
ぜひ本契約を!!
【10/31の夜に何かが起きるかも…↓↓】
コメント