今回のスパーズ通知表は、スカイウォーカーことロニーウォーカーⅣです。
昨シーズンの通知表はこちらから
今シーズンの成績
22歳のロニーは60試合に出場し平均25.4の出場時間で11.2ポイント、2.6リバウンド、1.7アシスト、0.5スティール、FG成功率42.0%、3P成功率35.5%、FT成功率81.4%を記録しました。
ベストゲーム
ベストゲームはバックスです。
試合では敗れましたが、ロニーがゾーンに入り堅守のバックス相手にに最後まで追い詰めました。
良かった点
貴重なオプションとして機能
ロニーは昨シーズンの開幕前から出場機会が増える予想であったため、スパーズファンを中心に高い期待をされていました。
ロニーも一貫性を持って取り組みたいと開幕前に意気込んでいました。
開幕戦からスターターに抜擢されると、 アウトサイドシュートとディフェンスを武器に出場時間を獲得しました。
ディフェンスでは相手のエース級の選手にマッチアップすることが多く、貴重な経験を積んでいました。
またデローザンが不在の時はメインハンドラーとしてプレイする時間が増えて、 オフェンスクリエイト力や広いコートビジョンを見せ、ポテンシャルの高さを披露しました 。
特にゾーンに入った時の得点力はチームの中で一番高く感じました。
またロニーが不在の時にチームの調子が大きく左右されました。
後半戦の序盤にロニーは手首の怪我で2週間ほど欠場しました。
欠場中にチームはホームゲームが続いたのにも関わらず、 アウトサイドシュートに非常に苦しみ連敗が続きました。
ロニーの思い切りがいいアウトサイドショットはチームの大きな武器でした。
改善が必要な点
一貫性とフィニッシュ
シーズン中は主に3&Dに近い役割を担いましたが、それ以上のスキルを求められた時にやや苦労する場面がありました。
好不調の波が激しく、安定したパフォーマンス維持できませんでした。
昨シーズンから課題だったリム周りのフィニッシュ、 チームディフェンスの理解、左手でのスキル向上はまだ発展途上です。
それでもそのスキルやオフボールムーブはシーズンが進むにつれて徐々に改善が見られてきました。
ケルドンとともに切磋琢磨してスキルを磨いていって欲しいです。
ただシーズン中は役割が刻々と変化していったためアジャストが難しかった、という影響も考えられます。
まだまだポテンシャルを秘めていると思います。
総合評価
総合評価:C
随所にポテンシャルの高さを見せましたが、昨シーズンと同様に一貫性に苦しみました。
身体能力は NBAトップクラスであるため、それをいかしたディフェンスとハンドリングを向上すれば、ペイントアタックがスムーズにできて一段階上の選手になることができるでしょう。
今後の展望
ロニーがシーズン開幕前に契約の選択が迫られます。
チームと延長契約を結ぶか、 結ばずに 来年のオフシーズンに制限付きの FA になるか、どちらかを選ぶことができます。
ロニーはチームトップクラスのポテンシャルを備えているため、早い段階で契約延長を結んで欲しいところです。
今年のオフシーズンも熱心にトレーニングに励んでいます。
スパーズに対する批判や過小評価には動じないと強い意志を伝えました。
デローザンの移籍に伴い来シーズンはメインハンドラーを務める時間が長くなると持ち味を発揮するでしょう。
3&Dのロールプレイヤーになるか、 スコアラーとして開花してオールスター級の選手になるか、 来シーズンは 今後の見通しを判断する年となりそうです。
更なる飛躍を期待します。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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コメント
コメント一覧 (1件)
もっと出来る選手だと皆から思われてる内に成長して、スター選手になって欲しいです。
ケルドンと同様に向上心が有り努力家なので、必ずやもっと頭角を顕すシーズンにしてくれるはずです。
SASの若手の中では一番、何かデカイ事ヤってくれそう感(笑)が強いので、クラッチタイムや接戦の時に注目しようかな。