どうも、
仕事&育児&家事に追われてPJタッカー並みにハッスルしています。
マッツです。
今回はスパーズ通知表の第7回です。
スパーズのたたき上げ、ブリン・フォーブスです。
今シーズンの成績
27歳のフォーブスは63試合に出場して平均25.1分の出場で平均11.2ポイント、2.0リバウンド、1.7アシスト、FG 成功率41.7%、3FG成功率38.8%、FT 成功率83.3%を記録しました。
ハイライト
シーズンベストゲームはサンズ戦です。
3Pを8本沈めて試合を決めました。
良かった点
チームに貴重なシューターとして活躍
チームに貴重なアウトサイドの得点源として 力を発揮しました。
3ポイント成功数もパティに次いで2番目と正確なアウトサイドシュートは貴重なオプションでした。
2年連続の平均二桁得点を記録しました。
チームのオフェンスシステムを理解して スペーシングを助けました。
ただ誰かさんのせいでベルターンスが移籍した影響は大きく、昨年よりも厳しいマークを受けた影響でFG成功率は低下しました。
改善が必要な点
NBA最低レベルのペリメーターディフェンダー
今シーズンスパーズはディフェンス評価で25位とディフェンスに苦しんだシーズンでした。
その主な要因であげられたのがペリメーターのディフェンスの弱さです。
特にフォーブスのディフェンス力の低さがクローズアップされていました。
シューティングガードとしてはサイズがない上にスピードもそこまで速くないので簡単にミスマッチを作り出されました。
ディフェンスでは毎試合厳しいプレーがあり、ファンはイライラしました。
フォーブスが簡単に抜かれるか、スクリーンで剥がされる
ウイングがカバーに行く
アウトサイドがフリーになりワイドオープンで3を沈められる。
の悪循環でした
チームのシステムの問題もありますがオフボールディフェンスも正直素人目から見ても悪かったです。
数字でわかる厳しい評価
ネットレーティングは-6.8
プラスマイナスは-3.4
ディフェンスレーティングは114.8
とリーグ最低レベルのディフェンダーでした。
今シーズン50試合以上、平均25分以上出場したガードの選手の中で4番目に悪い数字でした。
フォーブスより上位なのはトレイ・ヤング、 ブラッドリー・ビール、コリン・セクストンとチームの主力選手ばかりです。
そこにロールプレイヤーのフォーブスが加わるというのは非常に厳しいデータです。
詳しくはこちらの記事に記載しています。
オーランドバブルでは大腿四頭筋の怪我ですべて欠場しましたが、チームは好成績を残しました。
まとまりのあるディフェンススキームと効率的なオフェンスで、ネットレーティングではバブルのトップ近くにランクされた競争力のあるチームでした。
フォーブスが主力として得点を重ねても勝利に繋がらず、むしろディフェンスでの穴が目立つシーズンでした。
総合評価
評価:E
厳しい評価となりました。
平均得点や3ポイント成功率を見るとオフェンス面では貢献したように見えますが、 とにかくディフェンスが穴になっていました。
しかもフォーブスが不在の方がチームとしても調子が良かったのは事実です。
スパーズの文化を体現できて、デローザンや首脳陣からの信頼も厚いフォーブスですが、NBAでスターターレベルの選手ではないことは確かです。
今後の展望
フォーブスは今オフに制限なしの FA になります。
もし再契約するとなった場合相場としては 3年1000万ドルぐらいでしょうか。
しかしFAでチームに戻った場合、来年彼の役割を減らすことは確実です。
今回ネガティブな面ばかりクローズアップされましたが、ドラフト外からここまで上り詰めてきた過程は非常に称賛されるもので、チームへの忠誠心は本物です。
フォーブスはほとんどのファンが望んでいるよりも戻ってくる可能性が高いです。
スパーズ文化を継承する存在としては必要ですが、プレーの面では厳しい。
難しい判断となりそうです。
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