今月初め、スパーズがディアーロン・フォックスをトレードで獲得した際、多くのファンはチームがプレーイン争いを抜け出し、プレーオフ進出を果たす可能性を感じたはずです。
直近15試合で5勝10敗と調子を落としているスパーズでプレーオフ進出は確実ではありません。
ただしはっきりしているのは、チームにとってプレーオフが最優先事項ではないということです。
チームが目指すもの
スパーズの暫定ヘッドコーチ、ミッチ・ジョンソンは今後の目標についてそう語りました。
バランスを取ることが重要だ。それが我々のやるべきこと。
試合に勝つこと、選手を成長させること、そしてチームについて学びながら、正しい方向へ進めていくこと。
これらを同時に進める必要がある。
スパーズは長年にわたり、短期的な成功よりも長期的な成長を重視するチームとして知られています。
今年も例外ではありません。
しかし、2018-19シーズン以来初めて、スパーズはプレーオフ進出を現実的に狙える戦力を備えていると言えるでしょう。
フォックス加入後のスパーズの変化
スパーズはオールスター前最後の試合でボストン・セルティックスに116-103で敗れました。
しかしフォックスが加わった今、この敗戦は単なる結果以上の意味を持ちます。
この短期間で得たものを評価する必要がある。
何が見えたのか、何を学んだのかを整理することが重要。
たった1人の選手が加わるだけで、チーム全体のバランスが大きく変わることがある。
チームが正しい方向へ進んでいると確信できることしかやらないよ。
ジョンソンはそう述べ、今後のチーム作りについて慎重に考える必要があると強調しました。
サンアントニオはフォックスという優秀なポイントガードを、クリス・ポールという歴代屈指の司令塔と組ませました。
しかし、チャールズ・バッシーが負傷しているため、現在のロスターにはセンターがいません。
さらにルーキーのステフォン・キャッスルはポイントガードよりもオフボールの方がフィットしているように見えます。
選手の組み合わせや起用法を再考する必要がある状況です。
スパーズの現在地
オールスターブレイク時点で、スパーズは23勝29敗。プレーイン圏内となるウエスタン・カンファレンス10位のゴールデンステイト・ウォリアーズとは3ゲーム差です。
ジョンソンの言葉からは、目先のプレーオフ争いよりも、将来のチャンピオンシップ獲得を見据えているスパーズの姿勢がうかがえます。
スパーズは今、ただ勝つことだけを目指すのではなく、より大きな目標に向かって前進しているのです。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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